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そこが知りたい
2006年3月号
よくあるご質問
 当ホームページ内にある「よくあるご質問」をお読みいただいたことはありますか? 編集部では電話やメール、郵便などで多くのお問い合わせをいただきます。「よくあるご質問」でみなさんが抱く疑問が少しでも解消できればと思いますが、「よくあるご質問」コーナーでは取り上げにくいご質問も多くあります。例えば・・・


◆ゴールデンウィーク、夏休みが近づくと増えだす「道案内」

 「今度○○に行くんだが、どうやって行けば良いか?」。このたぐいのご質問は休日が近づくと増える傾向にあります。「東京から大阪まで」といった単純なものではなく、わざわざ地図会社に質問されるだけあって、編集部員も「う〜ん、それは・・・」と思わずうなってしまうような難しい「問題」ばかり。手元にあるさまざまな地図を駆使していくつかのルートをご案内しています。

 また、「初めて首都高を通るのだが、怖くて不安だ。大丈夫だろうか」と、首都高速を通ることを心配するお問い合わせも目立ちます。首都高速は「道路の構造が複雑」「出入り口の名前が分からない地名ばかり」「一般道のように本線上で止まったりUターンができなかったりで、一発勝負の連続である」など、首都高速を使い慣れた人でも不安がつきまとう道路です。

 こればかりは「大丈夫です」とも言い切れません。「なんとか、がんばってください」とお答えするのがやっとです。「ちゃんと走れただろうか・・・」などと、何日か経って思いにふけることもしばしばです。


≪首都高速道路専用の地図もあります≫ <リアルタイムな道路・交通情報はここで確認>
http://www.jartic.or.jp/(日本道路交通情報センターホームページ)
首都高便利ガイド 首都高案内図
首都高便利ガイド 首都高案内図


◆○○について調べてくれ

 地理・地名に関するご質問も多く頂きます。数ある地図会社の中から、わざわざ昭文社にお問い合わせいただいたわけです。このジャンルのご質問にはなんとか満足していただける回答をしようと、編集部員は必死になります。

 その中で「日本の最南端はどこですか」といった「最○端モノ」についてのご質問があります。

  日本は広い!
  【日本最○端データ】
日本の端っこがわかる地図、最東端、最西端、最南端、最北端


 ただ、「日本」でくくった場合の「最○端」についてのご質問は、簡単には行けない場所ばかりのせいかそんなに多くはなく、「本土」や「本州」に限定した「最○端」についてのご質問の方が多く寄せられます。だからといって、「四国の最北端は?」とか、「九州の最東端は?」というご質問はあまり聞いたことがありません。なぜなのでしょうか・・・


【日本の「端」を見る】
≪本土≫
最東端(北海道根室市納沙布岬) 最西端(長崎県小佐々町神崎鼻) 最南端(鹿児島県南大隅町佐多岬) 最北端(北海道稚内市宗谷岬)

≪本州≫
最東端(岩手県宮古市とどが崎) 最西端(山口県下関市毘沙の鼻) 最南端(和歌山県串本町潮岬) 最北端(青森県大間町大間崎)


◆国土地理院の地形図と昭文社の地図はなにが違うの?

 あまり知られていないことですが、昭文社を始めとする多くの地図会社は、自らが飛行機を飛ばして地図をつくっているわけではありません。国土地理院が発行する地図をベースにして、色づかいや文字のスタイルなどのデザインをより分かりやすいように変えたり、コンビニやマンションの名前など、昭文社独自の地理情報を加えたりしながらつくっています。

 また、国土地理院が発行する地図は基本的に大きな紙に描かれており、街中や車の中で広げて見るには不向きですが、これを本の体裁に置き換えて出版するのも地図会社の役割です。


同じ施設でも表現の仕方が違う
【2万5千分の1地形図と『県別マップル』の比較】
国土地理院発行1:25,000地形図(浦安) 県別マップル道路地図東京都(1:25,000)
国土地理院発行1:25,000地形図(浦安) 県別マップル道路地図東京都(1:25,000)

国土地理院発行の地図についてはこちらへ
http://www.gsi.go.jp/MAP/index.html (国土地理院ホームページ内)


◆直接聞きに来る人たちも・・・

 「質問」がさらに大きくなって、テレビ局や新聞・雑誌社から「取材」を受けることもあります。最近では「市町村合併で地図会社はおおわらわ」「震災時帰宅支援マップはこうやって生まれた!」といったテーマで取り上げていただいています。

 また修学旅行生や、卒論・夏休みの自由研究を抱えた学生さんたちが編集部を訪れることもあります。質問攻めにあいますが、編集部員は彼らの期待を裏切らないよう、あらん限りの知識を披露させていただいています。


 地図に関心を持っていただくことは当編集部にとっては大変うれしいことです。ぜひ「お問い合わせフォーム」や「オンラインアンケート」からみなさんの声をお聞かせください。


「そこが知りたい」の連載は今月号で終了いたします。
1年間ご愛読いただきましてありがとうございました。


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