■ 日本人なら一度は走りたいルート
日本のシンボルともいえる富士山。標高3776mの秀麗な霊峰を見続けながら、
その周囲をグルリと一周し、その多彩な景観を堪能する、日本ばなれしたダイナミックなルートなのだ。
スタートは東名高速の御殿場IC。国道138号を進んでいく。
標高1104mまで登る篭坂峠付近のワインデイングを越えると、山中湖畔。
ここで三国峠へ至る県道730号に一旦、はずれる。しばらく走ると、眼下に山中湖、
西には南アルプスも見渡せる絶景展望台のパノラマ台がある。
しばし絶景を堪能したら、国道138号に戻り、忍野八海への道路表示に従って、右折。
富士の伏流水が湧く8つの泉・忍野八海に到着。冷たくて美味い名水をいただこう。
■ 湖畔を気持ちよく流す
再び国道138号に戻り、河口湖へ。湖畔に出る道としては、船津登山道入口の信号を右折。
河口湖大橋を渡って対岸へ行く道を選ぶ。河口湖大橋に入る前に甚平衛茶屋で昼食。
自家製の米・野菜・味噌を使った料理には温かみがありオススメ。
湖北ビューラインと呼ばれる県道を河口湖から西湖へ走る。
国道139号と合流したら、左折し、天然記念物の溶岩洞穴・富岳風穴を見よう。
氷柱・溶岩棚などが見もの。国道139号を戻って、精進湖・本栖湖と巡る。
特に精進湖と本栖湖は湖畔も静かなたたずまいで、気持ちよくレイクサイドクルーズが楽しめる。
■ 高原の雄大な道と、山麓を縫う道
5つの湖畔めぐりを楽しんだら、今度は国道139号を南に下る。
左右に広大に広がる朝霧高原の中を真っ直ぐに延びていく。
県道414号に入ると、周囲4kmほどの小さな穴場的な湖・田貫湖がある。
そしてすぐに西富士湯ランドがある。広い露天風呂がゆったりできるあまり知られていない温泉で、
気持ちよく浸かれる。さらに県道414号を進むと、白糸の滝がある。
富士山の伏流水が白い絹糸を垂らしたように流れ落ちる優美な滝だ。
そこから富士山麓の南斜面を貫く富士山スカイラインで、御殿場ICへ戻る。
これで富士山一周を達成。見どころが凝縮されたエリアなので、いくらでも時間をかけられるルートだ。