■ 最先端の科学技術研究所と江戸時代からの道
かつては科学万博の会場として盛り上がりを見せたつくば市は、現在、
科学学園都市として多くの研究所が建ち並ぶ。常磐自動車道の谷田部ICを下りると、
まずは県道19号のサイエンス大通りを北上。そして突き当たりを左に曲がると
、今度はエキスポ大通りと、道の名前が変わる。なんとも学園都市らしいネーミングだが、
国道408号に入ると、平凡な西大通り、東大通りという名前になってしまう。
しかしこれは最新技術と古の歴史が混在する筑波ならでは。
国道125号を右折し、道なりに県道138号、139号と進むと、
日本の道百選にもなっている「つくば道」という歴史ある道へと進むことができる。
この道は江戸城の鬼門を守る筑波山への参詣道として三代将軍家光が開放したもの。
昔の情緒が残る勾配のきつい道からは、各所で筑波山を望むこともできる。
■ 万葉の神が祀られた山、筑波山
つくば道を上り切ると、県道42号へと出る。この県道42号は、暴走行為禁止のために、
深夜早朝は二輪車通行止めになっているので、朝8時以降に通ることになる。
ここから西に向かい筑波スカイラインから、山頂へと通じるロープウェイ乗り場まで、すぐにたどり着ける。
山頂にはイザナミが祀られているが、ロープウェイ以外に歩いて山頂まで行くこともできるので、
時間に余裕があるときは歩いてみるのもいい。
■ 霞ヶ浦は自然博物館
筑波山を下山するときは、県道42号、県道150号と進むと、
途中でフラワーパークを見学することができる。広い敷地には大温室やバラ園、
ボタン園などがあるほか、レストランもある。
そして国道6号へと出て国道354号から農道のような県道118号を進むと、
待望の霞ヶ浦を遠くに眺められるようになる。手前にはハス畑が広がり、
6〜8月には赤や白の花をつける。そのまま進むと霞ヶ浦町水族館があり、
町営の小さな水族館ではあるが、地元に密着した魚や淡水魚、海水魚、
海外の珍しい魚などを見ることができる。水族館の手前の公園も、地元の憩いの場として愛されている。
霞ヶ浦大橋を渡り、国道355号で霞ヶ浦の東の端まで来ると、かつて水運で栄えた水郷に入る。
ここには水生植物園があるので、是非見学しておきたい。
150万本のハナショウブやハスなどの植物が、62000平方メートルの敷地に、
所狭しと植えられている。このあとは再び常陸利根川を渡って、有料道路を使い、
東関東自動車道の潮来ICへと向かうことができる。