■ 西側を代表する山岳地帯
東の剣山系と並ぶ四国きっての山岳エリアが、この四国カルストと石鎚山系だろう。
麓の集落から、これでもかと続くタイトなワインディングを駆けあがると、そこは標高1500mの雲の上。
バイクでこそ味わえるダイナミックな旅が、そこにある。
アプローチは国道197 号線の東津野村にある道の駅布施ヶ坂から。
同国道を西へ進み、国道439 号にスイッチ。天狗高原方面へ進路をとる。
その後、しばらく行くと、県道48号との分岐に出るから、そこを左折、道はぐんぐん標高を上げはじめ、
コーナーをひとつクリアするために、眼下に今しがた走ってきた道がパノラマとなって展開する。
ちなみに四国カルストへ駆け上がるルートは、この県道48号線のほかに、
東津野城川林道(全舗装)経由で天狗高原へ至るルートと、地芳峠へ出る国道440 号があるが、
どのルートを選んでも失望することはないだろう。
■ 休日はガソリンに注意!
また、時間があれば、地芳峠から西へ伸びる県道383 号線四国カルスト公園縦断線にバイクを進め、
大野ヶ原を経て、県道36号、同379 号とスイッチし、大茅峠を経由で
国道197号の高研山トンネルの脇へ降りてくる東津野城川林道(全舗装)は、このエリアの穴場ルート。
西側から四国カルストへアプローチするなら、ぜひ同ルートでチャレンジしてみてほしい。
それから、気をつけたいのは、休日は、このあたりのガソリンスタンドは、
全店がクローズドとなっていることが多く、休日にこのエリアを訪れる場合は、
必ず前日夜までに、燃料を満タンにしておくようにしよう。
■ 四国カルストから石鎚山系へ
さて、天狗高原までバイクを進めると、天狗荘前を右折。天気さえよければ
尾根伝いのカルスト越しに、西の姫鶴平まで、道の左右に雄大な風景が展開する、
このルートのハイライトだ。地芳峠まで走ったら、カルストを北側へ下りるかたちで、
国道440 号へスイッチ。国道33号、県道212 号、同12号を経由して、美川村で国道494号を経て、
石鎚スカイラインへ向かおう。同スカイラインは石鎚山麓から同山頂へ向かう、
四国随一の豪快な山岳ワインディング。
頂上から、さらにバイクを進めれば、標高1400m級のスカイライン林道瓶ヵ森林道(全舗装)で、
国道194 号線に出て、西条今治方面へ向かうこともできるが、同林道は2000年8月現在、
途中の大規模なガケ崩れのため、当分のあいだ復旧の見込みはないため注意が必要。
同国道へ出るには、同林道途中の名野川越から県道40号で、長沢の集落に出るのがベストだ。