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DR−Z400Sに跨ってみて、まず感じるのは、これが明らかにモトクロッサーの系譜に属するマシンだということ。DR−Zの945mmよりは50mm落とされているとはいえ、895mmのシート高は、最近の公道版オフロードバイクとしてはかなり高い。着座して見下ろすと、燃料タンクからシート、サイドカバー、リヤフェンダーまで、徹底的にフラッシュサーフェイス化、スリム化されていて、まさにモトクロスマシンに乗った感じだ。
排気量398ccのエンジンは、コンパクトな燃焼室にIN:36/EX:29mmのビッグバルブを持ち、軽量アルミ製バルブリテーナーなどを用いて、2サイクルエンジンのようなクイックレスポンスを実現している。実際、400cc単気筒とは思えない軽快な吹き上がりを見せ、軽量な車体をグイグイ引っ張っていく。ハンドリングは、その軽快なスタイリングを裏切らず、極めて軽い。空荷の状態では、コーナリング時の変なクセのようなものも一切なく、パワフルなエンジンで、トリッキーなコースをガンガン攻めたくなる。
ポジションはオフロードマシンらしい、楽なアップライトポジション。ライトやホーン周りの操作系もとても使いやすい。ツイントリップメーターと時計を配したデジタル液晶メーターも使いやすく、視認性もいい。
ツーリングユースでは、さすがにいろいろ不都合が見られる。とくに厳しいのは荷物の積載性だ。キャンプツーリングのための装備をリアシートにそのまま積もうとしても、シート幅が足りず、どうしても安定しない。ロングツーリングの場合には、振り分けバッグが便利だが、オフロードバイクのようなアップマフラーのバイクでは、耐熱対策に頭を悩まされるところだ。これが、キャンプツーリングでなければ、躊躇せずに、自分の背に荷物を背負って行くだろう。
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滑らかでシャープな高回転フィーリングと低中回転域のクイックなレスポンス、しかも軽量・コンパクトサイズ―オフロードマシンに要求される全ての要素を満たしたエンジン
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直径49mmの正立カートリッジタイプフロントフォーク。圧側14段・伸側18段にアジャストが可能となっている
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視認性の高いデジタルメーター。ツイントリップと時計を標準装備していて使い勝手がいい
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車 格:
コンペマシンとほとんど同じフォルムで、腰高なモトクロッサーそのままの印象
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取り回し:
感動的なほどに軽い。ちょっと前の2ストローク250ccオフローダーと同じ程度
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ライディングポジション:
シートはかなり高い。スリムでフラットなシートはポジションの自由度が高い
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加 速:
意外なほどスムーズに吹け上がるエンジンながら、低速のトルクも太く、ピックアップがいい
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高速巡航:
150km/hで巡航できるポテンシャルはあるけれど、アップライトなポジションと硬いシートでかなり辛い
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旋回性:
ノーマルなタイトターンも、ブレーキターン、アクセルターンも思いのまま
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ワインディング:
よく踏ん張るサスとピックアップのいいエンジンで、けっこう楽しめる
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市街地:
スリムで軽く自由自在
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オフロード:
DR―Zの真骨頂を発揮! 本気で攻めるならタイヤをオフロード向きに換装したい
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タンデム:
タンデムでもパワー的には問題ないけれど、快適とはいえない
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積載性:
スリムなシートは、荷物がズリ落ちやすい。荷掛けフックのたぐいもない
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装 備:
ツイントリップと時計を装備したデジタルメーターは重宝
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