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「デュアルパーパス」というと、オフロードマシンをベースにした、「オンもオフもそこそこに走れる」マシンといった、中途半端なイメージを持ちやすいが、このF650GSは、BMWが「デュアルパーパス」本来の意味を突き詰めなおした回答の一つだ。
このクラスでは初めて、シート下に燃料タンクを配し、驚くほど低重心化している。シート高も780mmに抑えられ、小柄なライダーでもまったく不安感はない。
ロータックスから供給されるエンジンをベースに、BMWがセットアップして搭載する652ccエンジンはやや高めのコンプレッションがかけられ、ビッグシングルらしい快音を響かせる。その音に違わず低回転から十分なトルクを発揮していて、ライダーの入力に対するレスポンスもフラットな特性を示す。ゆっくりとクラッチを繋いでやれば、スルスルとなんのストレスも感じさせずにスタートする。
ごく当たり前の速度域で走っていると、まさにオールラウンドで優等生的なマシンなのだが、エンジン回転が5000rpmを越えると、まるで可変バルブが作動したかのように元気を増す。5000rpm以下で余裕を持ったクルージングを楽しみ、時には、その上の回転域でスポーツライディングを楽しむこともできる。カタログスペックの最高速度は166km/h以上と記されている。メーター読みでの160km/hは十分巡航域内の速度で、これだけスピード的なマージンがあれば、高速道路走行中の追い越しなども安全に行える。小型カウルの防風性も想像以上で、高速道路上では、まさにハイスピードツアラーそのものだ。
F650GSは、日常の足としての使い勝手も非常にいい。そして、そのままロングツーリングにも、ちょっとしたオフロードツーリングにも気軽に出かけられる。自分が行きたい時に行きたいところへすぐに行けるまさに究極の「デュアルパーパス」マシンだ。
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かつてのBMWといえば、機能性一点張りの質実剛健デザインだったが、各部に曲線を多く取り入れたオーガニ ックデザインで21世紀を先取りしようとしている。
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かつてのBMWといえば、機能性一点張りの質実剛健デザインだったが、各部に曲線を多く取り入れたオーガニ ックデザインで21世紀を先取りしようとしている。
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リアに荷物を積むときに注意したいのが、シート右サイドにある給油口を塞がないこと。とくに、振り分けバッグは使いにくい。専用インテグラルケースがあれば問題ないのだが。
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車 格:
独特なオーガニックフォルムで、かなり大柄な印象だが、跨ると、「程良い」大きさ
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取り回し:
燃料タンクをシート下に配するという斬新な設計で、低重心なため取りまわししやすい
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ライディングポジション:
手足をゆったり伸ばせるロングツーリング向きスタイル
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加 速:
ビッグシングルならではのパンチの効いた加速。高速域でも伸びやかに回る
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高速巡航:
余裕で150km/h巡航できるポテンシャル。ウインドマネジメントも心憎いほど
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旋回性:
低重心が生きていて、極低速のタイトターンでも不安感なし
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ワインディング:
ノーマルタイヤはオンロードでの食いつきもよく、オンザレール感覚
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市街地:
小回りも効き、日常の足としても便利。それにジェントルなデザインがビジネスユースでも似合いそう
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オフロード:
低重心化がここでも効を奏し、じつに安定した走りを見せる。本格的に攻めるには、ノーマルタイヤはちょっとプア
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タンデム:
幅広のシート形状、適度な硬さの素材、頑丈なアシストグリップなど、タンデムでの快適性も◎
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積載性:
シートエンドからリア周りはフラットで荷物を積みやすい形状はしているけれど、荷掛けフックの類はない。シートサイドの給油口は、振り分けバッグを使うのには不便。専用のパニエケースが欲しいところ
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装 備:
見た目だけでなく、先進の機構がふんだんに盛り込まれている。パニエケースをはじめとしたオプション設定が欲しいところ
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備 考:
よりオフロード性能を高めた「ダカール」仕様が用意されている
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