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カワサキビッグネイキッドの純血種
カワサキカラーのライムグリーン、そして小粋なビキニカウル。これは、もう一見して、カワサキビッグバイクの純血種のフォルムと顔を持っている。ZRX1100からスープアップして、このRとともに、スポーツツーリングのSがモデルに加わったが、このライムグリーンカラーをあえてRのみに設定したのは、カワサキがその真髄をこのマシンに注ぎこんだ証しともいえそうだ。
外観そのままに、ライディングフィールは、カワサキビッグスポーツそのもの。軽くコンパクトな車体に、突き抜けるような吹き上がりのエンジンは、軽快かつ豪快な走りを見せつけてくれる。Sが、ライダーに余計な負担をかけないセッティングなのに対し、Rは走りの正統派らしい、微妙な情報もライダーになるべく伝えようとするセッティングが施されている。たとえば、軽く仕上げられたフロントからは、路面の様子が「硬い」というほどではないけれどかなりダイレクトに伝えられる。タイトなコーナーやバンピーな路面状況でも、軽さとパワーにものを言わせて、攻めていこうという気にさせる。
同クラスのネイキッドと比べると、Rは、はっきりと先鋭的な味付けがなされている。といって、けして使いにくいということではない。一クラス下のマシンと同じくらいにまとめられた車格は、取りまわしも楽だし、シティユースでも、小回りが効いて交通をリードしていける。そして、Sと同様、積載性も十分に考慮されていて、ツーリングユースにも十分満足できる。
普段は日常的な足として使っていて、気が向けば、ちょっと遠くのワインディングまで足を伸ばしてスポーツライディングを堪能する。そして、年に二、三度は、キャンプ道具を満載してロングツーリングに出かける。そういったユーザーに最適の一台といえそうだ。
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至ってシンプルなメーター。飾らないところに、硬派の「走り屋」の正統としての血がうかがえる
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前後で8リットルの容量を確保したシート下のユーティリティボックス。雨具とジャケット、工具、書類関係などは楽々収納できる。荷物の積載性の高さと合わせて、実用性も特筆もの |
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フルアジャスト可能なサスペンション。リアは圧側4段、伸び側4段にくわえ、プリロードを5段階にワンタッチで調節できる。フロントは圧側12段、伸び側10段、プリロード無段階調整
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