ツーリングマップル
 
TOURING WAVEリニューアル記念
「山村レイコ+賀曽利隆」ツーリング対談

 TOURING WAVEリニューアル記念第一弾として、ラリースト&エッセイスト山村レイコさんとツーリングライダー&ライター賀曽利隆さんのツーリング対談をお届けします

 賀曽利隆さんは、ご存知のように、ツーリングマップルの創刊から関わられ、東北版の著者として活躍されています。山村レイコさんは、今年から新たにツーリングマップルの関西版を担当されることになりました。お二人は、もう20年来の友人で、御一緒にツーリング取材をされたり、本を作られたりしてきました。

 最近はテレビなどの仕事の多い山村レイコさん。年明け早々から、ネパールへ癒しのトレッキングへ。そしてアラスカへイヌゾリレースの取材とオーロラを求めて、さらに沖縄へと、世界中を駆け巡り、久しぶりに富士を仰ぐ朝霧高原の自宅に戻られた山村レイコさんを、これまた世界中を駆け巡るツーリングライダー賀曽利隆さんが訪ねました。

 賀曽利さんは、昨年、戦後の日本人としては初めて韓国へのバイク持込みツーリングを実現させ、それを本にまとめたほか、現在は、「日本一周島巡り」の旅を続けられています。そんな二人の旅談義をお楽しみください。



ラリーに旅に、いつも元気に世界を駆け巡るレイコさん

●朝霧で兼業農家を目指す

賀曽利(以下敬称略)「いやあ、レイコさん、久しぶり! 元気そうですねえ! ぼくは、レイコさんのこと、ずっと昔から知ってるけど、なんだか、ますます綺麗になっていきますねぇ」

レイコ(以下敬称略)「賀曽利さん、あいかわらず、とっても元気ねぇ」

賀曽利「それがね、レイコさん、花粉症で、グジュグジュなんですよ。昨日まで西伊豆のほうを回ってきたんだけど、もう、走っている間中クシャミの連発だし、目は痒いしで、たいへんだったんです。ほんとは、レイコさんに会うのに、ベストコンディションだとよかったんだけど...」

レイコ「賀曽利さんが、花粉症とはねぇ。私も、前はひどい花粉症だっだんだけど、ホメオパシーを知って、それで良くなったんですよ」

賀曽利「ホメオパシー?」

レイコ「ハーブとかアロマテラピーとかと同じような代替医療で、病気の原因になっているものを見つけて、それを本の少し体に取り込むことで、治そうという方法なの。毒をもって毒を征するみたいなものね。だけど、賀曽利さん、ストレスたまっているんじゃないの。ストレスも病気の大きな原因だからね」

賀曽利「ストレスか、それもありますねえ、きっと。だけど、レイコさんは、もうぜんぜん花粉症は出ないんですか」

レイコ「ええ、6年前にこっちに来て、ホメオパシーを使ってからは、もうまったく。東京に住んでいるときは、けっこう病気してたんだけど...こうして富士山を間近に見ながら、自然に囲まれた暮らししていると、ストレスないから。ホメオパシーも、結局は、人間がストレスなく暮らしていれば、自然な抵抗力があるわけで、それを呼び覚まそうということなんだと思うよ」

賀曽利「そういえば、ぼくは40歳になったときに、ひどく調子が悪くてね。このままじゃ、ほんとに動けなくなってしまうって思って、旅に出たんですよ。そしたら、旅を続けるうちに調子が戻ってきたんですね」

レイコ「朝霧にきてからね、気持ちも体もどんどん軽くなってきたのね。土や水、空気のすごさがわかってきて、自然からたくさんパワーをもらった気がするの。それでね、今年は農業に力を入れて、兼業農家になろうと思ってるんだ」

賀曽利「農家に?」

レイコ「そう、ずっとお米とかハーブとか作ってはきたんだけど、今度は、職業としての農家を目指そうってね」

賀曽利「そうかぁ、プロの農家を目指すんですね」

レイコ「そう、田んぼに有機米を植えて、畑を耕して、馬も飼おうと思ってるんだ。...読者のみなさん、手伝いに来てくださいね体力に自信のある男性、とくに歓迎!」



朝霧にあるレイコさんの自宅が、今回の対談の舞台。雰囲気たっぷりのアメリカントレーラーハウスです アーベントロートに染まる富士山。「レイコさん、毎日、こんな景色を見ながら生活していれば、健康になりますよ!」
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