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■世界遺産の町、ヒヴァ
<利用価値の高いタクシー>
サマルカンド、ブハラと並び、シルクロード観光でははずせない町、ヒヴァ。キジルクム砂漠を500kmほど西へ行った先にある。往復しなければならないので、ここへはタクシーで行くことにした。なんと$35という安さ。いいのだろうか? とも思ったが、帰りは別なツーリスト2人を乗せて戻っていた。往復すればまあまあのもうけになる。こちらにとってもバスより快適でかつ3時間以上も早いタクシー(※)は利用価値が高い。
<ツーリストは2人だけ?>
ここ、ヒヴァはブハラよりさらにツーリストが少なかった。欧米人のグループ1組を見かけただけで、個人旅行者は私たち2人だけ。他はみんな観光客相手の土産者売りだったり、タクシー屋だったり。ツーリストがいないので、集中攻撃を受けるのだ。
また、見どころの集まっている旧市街は城壁に囲まれているため、その中の宿に泊まっている私たちは、なんだか籠の鳥のよう。どうにも居心地が悪かった。青いタイルの建物にそろそろ食傷気味でもあったせいもあって、観光にも身が入らなかった。
※ウズベキスタンでは、普通の車もタクシーのように客を乗せている。いわゆる白タクが公然と行われていて、バスターミナルで待ち構えている。街中でも同様。手を挙げれば止まってくれる。
■再びタシケント。友人の訃報
バイクをブハラの宿に預け、2週間ぶりにタシケントに戻る。トルクメニスタンのビザ取得のためのインビテーションがそろそろ旅行会社に届いている、はず。アゼルバイジャン、グルジアとビザがそろえば、また出発できるのだが、中央アジアはどこも面倒くさい。特にトルクメニスタンは大変なのだ。
快適なB&Bから汚いハドラホテルに逆戻りするのはイヤだが仕方ない。あ〜あ。
インターネットカフェへ行くと、かねてからガンで入院中だった「熊さん」こと熊本雅喜さんという友人が亡くなった、というメールが届いていた。喉頭ガンだった。異国で聞く友人の死は、なぜか現実感がうすい。元気だった頃の姿しか目に浮かばない。
訃報を聞いた翌日、タシケントでは滅多に降らない雨が1日中続いた
それにしても、ツーリストの姿はほとんど見ない。昨日まで同じホテルに居たフランス人カップルも出国してしまったし、ウズベキスタン全体で私たち2人だけなんじゃないか、という気もしてくる。
私たちも、ようやくトルクメニスタンのビザを取得し、10月25日には出国予定。
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