ツーリングマップル
2000/09/27 野宿ってしたことあります?
瀬戸雅彦
先週は、静岡県・山梨県・埼玉県の林道を中心に走りまわっていました。大月の北部を走る奈良子林道(関東P42G-6)ではタヌキ2匹を見たし、雁坂トンネルに続く国道140号の東側の鈴庫山林道(関東P42D-3)では、大きなイノシシがバイクのすぐ前を横切り、あわやぶつかるところでした。関東エリアの林道にもまだこうした野生動物が棲息しており、まんざらでもないワイ、なんて思いました。

ところで先週は毎日のように林道で野宿をするハメになったのですが、みなさん、野宿って結構コワイですよね。僕は初めて野宿したのが、18歳の時、奥多摩の川乗林道(関東P43C-2)で寝袋で橋の下に寝たのですが、いやあ、怖かった。薄暗い中で、石が人の顔に見えてしまい、朝までそれが気になって眠れませんでした。また渓流のせせらぎの音も怖かったですねー。今でも森に囲まれた所は絶対ダメで、先週も一度林道の行き止まりの鬱蒼とした場所で野宿したのですが、何か寝苦しかったですよ。理想は、見晴らしのいい開けた高い場所で、しかも路面がダートの場所。遠くに夜景なんかチラチラ見えていると言うことなし。小さい焚き火なんかして、ビールをグッと飲むと、星空の下、実に心地よく眠りにつけるわけです。

思うにやはり山の中には何か霊気があると思うのですよ。それで木に囲まれたような場所は、その霊気がたまって、ただよっている感じがするのです。一方、見晴らしがいい開けた場所は霊気が抜けていくというか、全く不安感がない。とは言っても日が暮れかかったり、暮れてしまった後に、そういう理想の場所を見つけるために暗いダートを走りまくり、たどりつくのが、これがなかなか大変なんですけどね。

でも、こんなに怖くて大変なのに、野宿ってやめられないんですよ。なぜでしょう。
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