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2002/01/17 免許更新
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内田一成
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■ 先週、免許の更新に東京は府中試験場へ行ってきた。府中は、自宅の近くということもあって、何度も免許の更新をしたり、限定解除の試験を受けたり、国際免許証を取りに行って馴染みの場所なのだが、今回は雰囲気がだいぶ変わっていた。
■ まず、試験場の周りにある代書屋さんの呼び込みが少ない。前はバイクで行っても車で行っても、おばちゃんが、自分の店に呼び込もうと、必死になって前に立ちふさがってきたものだが、それがシンとしている。今までだと、ぼくは、写真だけ頼んだのだが、今回は警視庁から送られてきたはがきには、証明写真を持参することという項目が無くなっていたので、いらないのかなと、そのまま店先で不景気そうな面を並べているおばちゃんたちを尻目に素通りしたというわけ。
■ そのまま試験場の受付へ行くと、古い免許証がリーダーにかけられて、あっというまに必要事項が全て書き込まれた更新の申請書が出てきた。それに証書を貼り付けておしまい。後は、それを持って、検査の列に並ぶだけだ。これでは、代書屋さんの出る幕はない。こっちは、事務手続きが素早く済んだからうれしいけれど、試験場の周りに密集している代書屋さんたちは、これからどうするのだろうと、なんだか心配になってしまう。だって、ほとんどは、府中に試験場が出来た当時に店を開いて、そのままずっとこの場所で仕事してきた人たちで、年老いた夫婦で営んでいるようなところがほとんどなのだ。
■ 風景の違いといえば、実技試験のコースに二輪の姿がなくて、こちらも閑散として、「そうか、大型二輪は教習所で取れるようになったんだ」と、今更ながら実感した。昔、ここへ限定解除の試験を受けに来たときは、これから試験を受けようという中免ライダーたちがフェンスにしがみついて、ナナハンに跨る受験生の姿を追っていたものだったっけ...。当時、100人受けて一人が受かるかどうかなんて、とんでもない難関で、待ち受け所で「○○さん合格!」の声が上がると、ギャラリーからも盛大な拍手が湧きあがった。自分が合格したときも、コース中に響く拍手が起こって、えらく晴れがましい気がしたものだった...。
■ そのうち、WEBで手続きすれば良くなって、こうして試験場に足を運ぶ必要もなくなるんだろうなぁ...なんて感慨に浸りながら一般講習会場へ。だが、WEBでちょちょいと手続き完了なんてとんでもない話だった。
■ ご存知のように、今の免許は3年間無事故無違反の「優良ドライバー免許(ゴールド免許)」と、その間に違反や事故を起こしたことのある「一般ドライバー免許」に分かれている。優良/一般なんて詭弁を使わず優良/不良としたほうがすっきりすると思うのだが、それはさておき、不幸なことに「不良」に分類されてしまったぼくは、講習会場へ入ったが最後、そこに2時間監禁されるハメとなったわけ。以前はたしか30分くらいのお小言で済んだはずが、今回は、資料をたくさん渡されて、ありがたいビデオも最初から最後まで鑑賞させられた。街をぼんやり歩いていたら、街頭で霊感商法の勧誘に引っかかり、そのまま洗脳セミナーに連れ込まれたアホになったような気分だ。去年の年末、道交法改正を受けて、従来の簡単な講習から2時間コースとなったらしいが、それがわかっていたら、先月、早々に更新に来たのに...。次の更新のときにまた2時間の講習を受けさせられてはたまったものじゃないと、違反の抑止効果を狙ったのかもしれない。
■ この6月以降は、改正道交法が施行されて、違反の罰則や罰金が強化される。懸案のオートバイの高速道路二人乗り解禁は今回も見送り。締めつけばかり厳しくなって、バイク乗りにとって、どんどんつまらない国になっていくなぁ...憂さ晴らしに、オフロードでも走りに行こっと!
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