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2002/04/18 ツールドニッポンに向けて その1
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内田一成
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「FLAT大森」に入庫、最終調整とモディファイの仕上げを受ける。奥にある怪しげなフロントタイヤのGSがパーツをコンバートするマツモト車
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■ 先週、BMWR1150GSのことに触れたが、今週は、あと10日に迫った「ツールドニッポン」に出場するためのGSのモディファイについて触れてみよう。
■ まず、このレースはコマ図を使ったルートトレースとなるため、そのコマ図を収納するマップフォルダーとICOと呼ばれるラリーメーターを装備する必要がある。今回の「ツールドニッポン」のオーガナイザーであるSSERが去年まで開催していたTBIでは、これらをハンドルにマウントすることが許されていた。だが、今回のレースでは、一般道を走るリエゾンが長くなるため、安全性を考慮して、ハンドルマウントが禁止され、ハンドルより前方にマウントするレギュレーションになった。
■ それに合わせて、GSレーシングに依頼して専用のステーをワンオフしてもらった。通常のメーター周りの上、フロントカウルの内側にうまく収まり、視認性も上々。先日、100kmあまりのダート走行をこなしたが、どこにもガタは出ず、満足のいく仕上がりになった。
■ さらに、主要なパーツは、すでにTBIへの出場実績があるチーム監督マツモト車のものを移植する。小型フレキシブルタイプのウインカー、ハンドガード、バックスキンシートといったところ。GSは、もともと大陸横断ツーリングを想定した質実剛健な作りのマシンだから、コンバートが必要なパーツはミニマムだ。ほとんどストックのままでも、問題ない。
■ もっとも、タイヤはストックのものがオンロード指向の強いメッツラーのツアランスで、これでは悪条件のオフロードではさすがに辛いので、今回は、コンチネンタルの「TKC80」というデュアルパーパス性能の高いタイヤをチョイスした。先日デビューしたオフロード指向の強い1150GSアドヴェンチャーに標準装備されていることからもわかるように、GSという重量級マシンの強大なトルクとパワーをしっかりオフロード路面に伝えてくれる信頼性の高いタイヤだ。いくつかのGS用タイヤをテストしたが、自分のフィーリングにいちばん合っていて、今回のレースの性格にも、このタイヤがいちばんマッチしていると思っている。これは、2セット用意。リアは間違いなく、途中で交換が必要となるが、フロントはたぶん一本で走りきれるだろう。
■ 先週も紹介したマンダリンカラーのGSは、手元に来てから2000kmあまりを走行し、マシンの慣らしも、ライダーのほうのマシンへの慣れもいい具合。レース前の最終調整とパーツ類のフィッティングのために、BMWマシンのオーソリティとして知られる「FLAT大森」に入庫している。「FLAT大森」は、今盛り上がりをみせているボクサートロフィーにファクトリーマシンをエントリーしている、レース経験も豊富なディーラー。マツモト車もここでモディファイされてTBIやラリーレイドモンゴルを完走しているが、今回は「チームバカミーズ」のほとんどのマシンがお世話になっている。
■ そんな調子で、着々と準備が進んでいる。ぼくは、26日早朝の大洗発のフェリーで出発。翌朝苫小牧に上陸して、車検場のある芦別に向かう。そして、いよいよ28日からレースがスタートだ。来週は、その直前情報をお伝えしよう。

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とりあえずハンドガードとシートをコンバート。これだけでだいぶ印象が変わる
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スイッチ類がたくさんついた左ハンドルまわり。三つのボタンがついた赤いフォルダーはICOのコントローラ。オレンジ色のシーソースイッチがコマ図のコントローラー
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今回チョイスしたコンチネンタルの「TKC80」オフロード走破性が高く、しかも舗装路でもグリップ性能が落ちない。今回のようなオフロードからハイウェイまで路面状況が著しく変化する状況にはいちばんマッチしている
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総合的なマシンチェックとアドバイスをいただいている「FLAT大森」。BMW専門ディーラーとしてたくさんのお客さんの信頼を集めている
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