ツーリングマップル
2002/07/11 ツーリング+α
内田一成

これは、昨年の瀬戸内シーカヤックの様子
ニュージーランドに永住して、向こうでシーカヤックのプロガイドをしている友人がいる。彼が、夏の間は日本へ出稼ぎに来て、瀬戸内でニュージーランドスタイルのシーカヤックツアーをガイドすることになった。

ニュージーランドスタイルというのは、カヌーはもちろん装備一式、ユーザーにぴったりフィットするものをレンタルして、ユーザーの力量とニーズに合わせたコースを設定するツアーだ。まったくのビギナーにも本格的なシーカヤックツアーが安心して体験できるし、経験者は、それぞれの力量に応じてアドベンチャーを楽しんだり、ガイドやレクチャーが受けられるというもの。

ニュージーランドでは、ユーザーの命を預かるガイドは、国家資格となっていて、非常に厳しい試験をクリアしなければならない。シーカヤックの高度な技術が必要なのはもちろん、海洋や気象についての専門的な知識、そしてレスキューやサバイバルといった技術もしっかり身につけていて、しかも精神的にタフで、リーダーシップもしっかり発揮できなければならない。一週間以上にも及ぶ国家試験は、まさにサバイバルで、体力と精神力の限界まで試される。合格率の非常に低い難関で、この試験を突破して正式なシーカヤックガイドのライセンスを持っている日本人は彼しかいない。

ニュージーランドは、「アウトドア大国」と言われるが、アウトドアで遊ぶ、自然と親しむということに関して、ニュージーランドほど真剣な国はないだろう。それは、シーカヤックのガイド資格やトランピング(トレッキング)ガイドの資格がとても厳密で、本気で「プロ」を育成して、一般の人が自然に親しむ機会を提供しようとする姿勢からもよくわかる。

それはともかく、誰でも子供だましではなく、本格的なアウトドアアクティビティを気軽に楽しめる機会を日本でも提供しようということで、香川のアウトフィッター「GO-FIELD」と大阪のアウトフィッター「G‐Outfitter」(どちらも、日本で本格的なアウトドアツアーを主宰してきた会社)が提携、さらにニュージーランドから頼もしい助っ人がやってきて、本場のテイストを日本のフィールドに吹き込もうというわけだ。

香川県大川郡大内町に拠点を置く、その名も「野遊び屋」。去年、彼らにシーカヤックの楽しさを吹き込まれたぼくも、この夏は、できれば、しばらく滞在してシーカヤック三昧しようと思っている。四国ツーリングの途中に寄って、海のツーリングを楽しんでみるといいかも。

それから、これは、ツアーとは違うけれど、ぼくが主宰している「OUTDOOR BASIC TECHNIC」サイトのメーリングリストでは、夏と冬にオフ会を開いている。去年の夏は奥秩父の廻り目平にキャンプを張って、ボルダリングやトレッキング、川遊びなどを満喫した。今年も三、四日のキャンプの間に毎日違ったコースを用意して、いつ、どれに参加してもいいというパターンで、開催しようと思っている。いずれは、「野遊び屋」ともジョイントして、海でも陸でも、誰でも気軽に、本格的なアウトドアが楽しめる拠点ができたらなぁと思っている。

ツーリングをしながら、立ち寄った場所で、その土地の自然を満喫できるアクティビティが気軽に、安心して楽しめたら最高だよね。


プロシーカヤックガイドRyuさんのページ
http://www.onjix.com/ryu/

野遊び屋
http://www.noasobiya.jp/noasobi.html

OUTDOOR BASIC TECHNIC
http://www.venus.dti.ne.jp/~kazunari/index.htm


目の前の広大なフィールド...海のどこでも自由に漕いでいける シーカヤックツアーは、食事が豪華なのもうれしいところ


こちらは、OBTオフ会 同じく、廻り目平オフ会
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