ツーリングマップル
2002/08/22 東北ミステリーツーリング
内田一成

手前が大湯環状列石、先に見える円錐形の丘が黒又山。ちょうどストーンサークルと黒又山の頂上を結ぶラインの位置から見たところ。((C)BMWBIKES)
秋田県の鹿角市に、作られた年代も目的も不明のストーンサークル「大湯環状列石」がある。その東2kmのところには、地質探査で頂上付近に階段状の石組みが確認された人工ピラミッドの噂のある「黒又山」がある。

大湯ストーンサークルからその黒又山へ向かって線を引き、それを延長していくと青森県の新郷村にある大石神ピラミッドにぶつかる。ここも太古の人工ピラミッドではないかと言われている。この新郷村の一部は、かつての戸来(へらい)村で、そこにはキリストの墓といわれるものがある。ヘライはヘブライに通じ、この村の庄屋の家紋にダビデの星が使われていたり、生まれた赤ん坊を初めて屋外に出すときに、その額に墨で十字を書いて魔除けにする風習がユダヤとの関連を証明しているというが...。

それから、大湯ストーンサークルの真南には、1500年前創建の大日霊貴(おおひるめむち)神社がある。ここには形代という人の形に紙を切ったものに生年月日と名前を書き、息を三回吹きかけて自分の厄を移し、それを奉納して厄払いしてもらうという儀式がある。これは、陰陽道そのままの儀式だ。

ほかにも、ストーンサークルや人工ピラミッドではないかと噂される山が東北にはたくさんある。さらに、三内丸山などの縄文遺跡も、周辺のそういったポイントと結ぶと、面白い関係が見えてくる。

また、今年は東北蝦夷を率いたアテルイが坂上田村麻呂率いる朝廷の侵略軍と戦って敗れてから1200年で、アテルイにちなんだ催しが東北各地で開かれているが、そのアテルイと坂上田村麻呂が神社やマウンドを築いて、まるで大地で碁を打つように呪術合戦をした痕跡もある。例えば、坂上田村麻呂が創建した十和田神社は、先の大湯ストーンサークルと大石神ピラミッドを結ぶラインを底辺にして、三内丸山を頂点とした直角三角形のちょうど要の位置に築かれている....。

といった東北の不思議についての詳しい話を、「レイラインハンティング」サイトと来月発売のBMWBIKES誌(ネコパブリッシング)で紹介するので、乞ご期待!

レイラインハンティング
http://www.ley-line.net/


―GPSについては―
OBT-SELECT
http://www.ley-line.net/obtselect/index.html


黒又山までは2.05km、方位は正確に北東だ。((C)BMWBIKES) 大石神ピラミッドまでは30.3km、方位はまったく同じ。((C)BMWBIKES)


大日霊貴神社に伝わる「形代」。((C)BMWBIKES) これがキリストの墓...と言われるもの。十和田湖畔から「キリストの墓方面」の標識に従っていけばすぐ見つかる((C)BMWBIKES)
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