ツーリングマップル
2003/04/10 GARMIN日本詳細地図
内田一成

京都中心部の詳細地図画像。ここまで表示できれば十分だ
首を長くして待っていたGARMINの2万5千分の一日本詳細地図がついに発売になった。これは、150gという超軽量のハンディGPS「GARMIN eTrex Vista日本版」と「GARMIN eTrex Legend日本版」に格納できるもので、ツーリングユースにはもちろん、トレッキングや登山、シーカヤッキングなどでも強力な武器になる。

ぼくは、レイラインハンティングの必須ツールとして以外に、ツーリングマップルの取材や登山でVista日本版を愛用しているが、この日本詳細地図の登場で、もっともっと活用の幅が広がりそうだ。

詳細地図では何ができるかというと、まずは、必要なエリアの地図を格納して、ナビゲーションに利用できる。もっとも詳細な地形図だから、細かい路地までしっかりフォローされている。畑のあぜ道だろうが獣道だろうが、GSでガンガン進んでいくぼくとしては、非常に心強い。

それから、データ管理がとても簡単になる。詳細地図はそのままデジタルマップとしても使用できるので、目標地点やコースなどは、直接この地図上で編集して、それをGPSに転送してやればいい。それから、GPSに記録した軌跡やポイントを詳細地図のほうに転送するのも簡単だ。

旅のプランニングをデジタルマップで行い、旅の思い出や自分なりに集めたデータをデジタルマップに収納して独自のデータベースを作る。そんなことがいとも簡単にできる。

数ヶ月のうちには等高線データを盛り込んだ地図データもリリースされるので、これがあれば、登山でも威力を発揮しそうだ。

といっても、この世から今までの地図がなくなってすべてGPSに置き換わってしまうかというと、そうもならないだろう。GPSは、目標地点がはっきりしていて、無駄なく最短距離でその場所に行きたいといった場合に最適なツール。目標も日程も定めず、気ままに旅するようなケースには、あまり向いているとはいえない。

気の向くままに旅をしていて、「ここはいったいどこじゃ?」と、自分のいる場所を調べるようなとき、GPSだと「今はここですよ」とピンポイントで指示されてしまって、ちと味気ない。その点、ツーリングマップルだと、「この辺りまでは覚えているけど、その後、どう走ったっけ?」と、ページをめくって、自分の足取りを辿りながら今居る場所を見つける楽しみがある。

要は、TPOに合わせて地図やGPSなどのツールも使い分けることがポイント。ツーリングマップルもリニューアルして発売になったし、気候もまさにツーリング日和。さあ、旅に出よう!


―GPSについては―
OBT-SELECT
http://www.ley-line.net/obtselect/index.html

GARMIN日本詳細マップのパッケージ。インプレッションは後ほど
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