ツーリングマップル
2003/09/04 二輪車用高速道路ICカード
内田一成

これが、二輪用高速道路ICカード。伸縮式のワイヤがついたホルダとセットになっている
この8月29日から、財団法人道路新産業開発機構が実用化試験をしている自動二輪車用の非接触ICカード方式の高速道路料金所通過システムのモニターテストが始まった。

オートバイで高速道路や有料道路を通行するときに面倒なのは料金所の通過。タンクバックやウエストバックから、グローブを嵌めた手で(場合によってはグローブを外して)通行券と現金を取り出し、お釣りを受け取ってスタートするのに、四輪よりだいぶ時間がかかってしまう。雨の日などはなおさらだ。

最近では、四輪用にはETCが普及してきて、ノンストップで料金所を通過する車をみると、とてもうらやましく思っていた。オートバイでもETCシステムが使えて、料金所での面倒がなくなれば、もっと気軽に高速道路を利用できるし、料金所渋滞の解消にもなるはず。

そんなところに登場してきたのが、ETCではないが、非接触型ICカードを使ったシステムというわけだ。電車の自動改札用定期券のように、端末にかざすだけで料金が引き落としされて通過できる仕組み。

専用の伸縮式ワイヤがついてカードホルダに収納して、ふだんは胸ポケットに入れておき、料金所では、片手で取り出して、引っ張れば端末にカードをかざすことができる。上に雨具を着たときなどは、ちょっと面倒になるけれど、それでも片手でファスナーを操作すればいいだけなので、今までのようにグローブを嵌めたままでウエストバックの中を手探りしたり、あわてて釣り銭を落としたりせずに済む。

今回は、中央自動車道と八王子バイパス、西名阪自動車道の一部に試験的に導入され、1000人のモニターが使用して来年の3月まで実証試験が行われる。

じつは、ぼくもそのモニターの一人で、さっそく、明日からのツーリングマップルの取材で使ってみる予定だ。

いずれは、ETCシステムがオートバイでも使用できるようになるかもしれないが、それまではより良い代替システムとして、このICカード方式には期待している。

実際にこのシステムを使ってみての感想なども、またここで紹介してみたい。


(財)道路新産業開発機構サイト
 http://www.hido.or.jp/
 現在は、二輪モニタの募集などは行っていない。

システムのイメージ。料金所では、カードを読み取り端末にかざすだけで通過できる。

 
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