【伊勢神宮】お参り記念グッズ&お守りを旅の思い出に♪
伊勢神宮のおまいりの記念に持ち帰りたい縁起のいいグッズがたくさん。また、伊勢志摩には神話由来の社寺が多く、ご利益や伝わっている逸話もさまざま。旅の道行きも楽しみながら足をのばしてみよう。...
お伊勢まいりは外宮から先にめぐるのがお伊勢まいりの習わし。外宮と内宮、どちらか片方だけ参拝するのは「片まいり」と呼ばれ避けるべきことといわれている。
ガイドは、ボランティアの「お伊勢さん観光ガイドの会」と、有料の「お伊勢さん」検定上級編合格者によるさらにディープな「お伊勢さん観光案内人」の2種がある
お伊勢さん観光ガイドの会
0596-23-3323(外宮前観光案内所)
9:30〜15:00(時間は相談可)、10日前までに要予約(外宮のみの案内は当日先着順で受付)
無料
お伊勢さん観光案内人
0596-24-3501(美し国観光ステーション お伊勢さん観光案内人受付係)
受付9:00〜16:00、3日前までに要予約
内宮3100円、外宮2100円(1〜5名の場合。6名以上は人数により変動あり。交通費等の実費は別途必要)
毎月1日(ついたち)に神宮へ参拝する伊勢の風習。月の初めの早朝にひと月の無事を感謝し、新しい月の無事をお祈りする。
物事を良い方向へ導く猿田彦大神を祀る神社。内宮から徒歩20分の距離にあるためぜひ立ち寄りたい。境内には芸能上達の神様、佐瑠女神社も鎮座する。
かつては伊勢中心地の台所としの役割を担っていた河崎。勢田川に沿って並ぶ昔ながらの蔵や商家が並び、面影を残している。
大小並ぶ夫婦岩を鳥居とし、縁結びにご利益がある二見興玉神社。かつてはお伊勢まいり前の禊の地であった。参道には塩スイーツなどが楽しめる店も並ぶ。
二見浦の沖合には興玉神石が鎮座している
江戸時代に五街道が整備されると庶民にもお伊勢まいりが広がった。村ごとに旅費を積み立てる「伊勢講」をつくり、くじで代表者を決めて交代で参詣したという。
神様に仕える未婚の皇女である斎王は王朝文学に描かれることが多い。『伊勢物語』や『とはずがたり』といった斎王ゆえの悲恋物語は時代を超えて読まれている。
江戸時代に活躍した御師は、お札や伊勢暦などを手みやげに地方に出向き信仰を広げ、檀家が伊勢まいりに来ると案内や宿泊のもてなしまでも行う、伊勢のツアーコンダクター。
年間1500回の祭りを行うためのお供え物を御料、御料を調達するための神田や御塩殿を御料地と呼ぶ。御料地内は立ち入り禁止。
江戸時代、主人に変わって伊勢まいりをした犬。参拝客や茶店に世話になりながら旅をした。代参するとお札を家に持ち帰ったとか。歌川広重の浮世絵に記録が残る。
別宮の月夜見宮から外宮北御門まで続く約300mの道路。月夜見宮の祭神・月夜見尊が外宮祭神・豊受大御神のもとへ通う道といわれる。
伊勢神宮に祀られている神様とゆかりのある神様をご紹介。
伊弉冉尊(いざなみのみこと)
複数の神々を生んだのち、黄泉国を支配する黄泉大神となった。
和久産巣日神(わくむすひめかみ)
豊受大御神(とようけのおおみかみ)
穀物の生育を司る神・和久産巣日神の娘とされ、
天照大御神をはじめとする神々の食事を司る。
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冉尊とともに国をつくり、万物の創造に関わった男神。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
神々が暮らす天界を統治した太陽神。皇室の祖先であり、最高位の神様としてあがめられている。
月読尊(つくよみのみこと)
素戔嗚尊(すさのおのみこと)
櫛稲田比売(くしなだひめ)
(建速須佐之男命 たけはやすさのおのみこと)
『古事記』によると、「黄泉の国から帰ってきた伊弉諾尊の禊によって左目を洗うことで誕生した」とある。伊弉諾尊は神の国、高天原を治めるように告げた。
海の世界を治めず乱暴狼藉を犯す弟神に怒った天照大御神は天の岩戸に隠れてしまう。地上が暗闇に閉ざされて困り果てた八百万の神々は、天鈿女命に滑稽な舞を踊らせるなどの儀式を試み、天の岩戸から出すことに成功。これにより地上に再び光が戻ってきたという。
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