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南薩線の歴史~かつて薩摩半島西部を縦走した鹿児島県内唯一の幻の私鉄~ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月22日

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南薩線の歴史~かつて薩摩半島西部を縦走した鹿児島県内唯一の幻の私鉄~

大正期の南薩鉄道、薩南中央鉄道に始まり、薩摩半島西側を縦走し、地域の足として70年にわたって走り続けた南薩線の歴史を追います。

南薩線は鹿児島唯一の私鉄だった

鹿児島交通南薩(なんさつ)線、万世(ばんせい)線、知覧線は、かつて鹿児島県に存在した私鉄です。

全線が廃止される1984(昭和59)年3月まで、鹿児島県内唯一の私鉄として活躍。晩年、赤色の気動車が地域の足として走り、人々は親しみを込めて「南鉄(なんてつ)」と呼びました。

南薩線・万世線・知覧線の全路線図

南薩線・万世線・知覧線の全路線図

南薩線(のちに鹿児島交通枕崎線)は、伊集院駅を起点に枕崎駅までの49.6㎞を23駅で結んでいました。支線の万世線は2駅のみ、知覧線は阿多〜知覧駅間の16.3㎞を11駅で結んでいました。

南薩線全盛期には、伊集院駅から国鉄に乗り入れ、西鹿児島(現・鹿児島中央)駅までキハ300形2両連結による直通列車が走っていました。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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