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秋田内陸縦貫鉄道は魅力が満載!~鷹巣と角館を結ぶ旧国鉄路線~ 秋田内陸縦貫鉄道

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月18日

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秋田内陸縦貫鉄道は魅力が満載!~鷹巣と角館を結ぶ旧国鉄路線~

国鉄阿仁合線・角館線を継承し、未成線の鷹角線を建設して開業に至った秋田内陸縦貫鉄道は、近年、沿線の特徴を生かした列車の運行が話題を呼んでいます。

秋田内陸縦貫鉄道の開通は沿線地域の宿願だった

秋田内陸縦貫鉄道は、国鉄(現・JR)の角館(かくのだて)線(角館〜松葉(まつば)間)と阿仁合(あにあい)線(鷹巣(たかのす)〜比立内(ひたちない)間)を継承した第三セクター鉄道です。

1986(昭和61)年11月の開業時は、旧角館線が秋田内陸南線、旧阿仁合線が秋田内陸北線として分断されていましたが、同様に継承された両線を結ぶための日本鉄道建設公団建設線(鷹角(ようかく)線=松葉〜比立内)を完成させ、1989(平成元)年4月、晴れて鷹巣〜角館間が全通しました。全長は94.2㎞に及び、鷹巣駅で奥羽本線、角館駅で田沢湖線にそれぞれ接続します。全通までの道のりは長く、沿線地域にとって鉄道開通は宿願でした。

秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の全路線図

秋田内陸縦貫鉄道秋田内陸線の全路線図

秋田内陸縦貫鉄道線は、鷹巣駅(旧国鉄時代は鷹ノ巣駅と表記)を起点に、鷹ノ巣盆地を阿仁川に沿うようにして南進。旧阿仁合線の終点・米内沢駅をすぎると、出羽山地・太平山地の山間部を進みます。

途中の阿仁地区は、かつては銅山で栄え、今は「マタギの里」として知られる町です。 阿仁マタギ〜戸沢間には、全長5697mの十二段トンネルが山塊を貫いています。その後は檜木内(ひのきない)川に沿って田園地帯を南進、角館駅へと至ります。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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