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奥出雲おろちループの絶景は日本最大級!急勾配を駆け上がる二重ループ方式道路 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月17日

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奥出雲おろちループの絶景は日本最大級!急勾配を駆け上がる二重ループ方式道路

国道314号の奥出雲町坂根(おくいずもちょうさかね)から三井野原(みいのはら)の区間には、急勾配を上るための二重ループ方式道路があります。壮大な姿は神話のヤマタノオロチを思わせます。

「奥出雲おろちループ」は二重ループ方式道路

島根県雲南市と広島県福山市を結ぶ国道314号は奥出雲町で中国山地を越えます。町内の坂根と三井野原の間は標高差が約160mもある急勾配のため、並行するJR木次(きすき)線は三段式スイッチバックで上るほどです。

この勾配を道路で上るため、区間長2360mの二重ループ方式が採用されました。ループを構成する雲上橋(うんじょうはし)・新三国橋・新平家橋など橋りょう11か所と、坂根トンネル・平家トンネル・稚児ヶ池(ちごいけ)トンネルの3か所のトンネルで、区間高低差105mを駆け上がります。

10年もの工事期間を経て1992年4月に開通し、二重ループ道としては日本最大級の規模を誇ります。その情景を、この地に伝わる神話に登場する大蛇「ヤマタノオロチ」がとぐろを巻いている姿になぞらえて、「奥出雲おろちループ」と名付けられました。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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