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天誅組の吉村虎太郎らが最期を迎えた地・東吉野村に伝わる「残念さん」信仰とは? 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月22日

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天誅組の吉村虎太郎らが最期を迎えた地・東吉野村に伝わる「残念さん」信仰とは?

天誅組の変は尊王攘夷を掲げる若者らによる尚早なクーデターでした。
たったひと月で鎮圧され、無念の最期を迎えた義士の墓は「残念さん」として信仰されました。

「天誅組の変」首謀者・吉村虎太郎と「残念さん信仰」

幕末期、「残念さん信仰」と呼ばれる一種の流行神信仰がありました。幕末の混乱期に非業の死を遂げた者への同情が、幕府への不満と重なって生まれた民間信仰です。

その発端は大和で起きた「天誅組(てんちゅうぐみ)の変」の首謀者・吉村虎太郎が幕府に討たれる際、「残念無念」という言葉を残したという言い伝えにあります。天誅組とは大和一円を巻き込み一瞬のうちに泡沫のように消えた武装集団でした。

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