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広陵町が靴下生産量日本一の理由~奈良盆地の気候が肝! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月22日

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広陵町が靴下生産量日本一の理由~奈良盆地の気候が肝!

江戸時代、奈良盆地の気候が理由で名産となった木綿織物。
開国により安い綿花や綿製品が輸入されて危機を迎えますが、紡績技術の近代化が新たな道を開きます。

広陵町は靴下の生産量日本一

奈良県が靴下の生産量において日本一であるのをご存じでしょうか。1世紀以上にわたって靴下生産を地場産業としている広陵町が、日本全国で生産される約6億足のうちの約4割を生産しているのです。町内で靴下製造に関わる全工程がまかなえるのと、長く培ってきた技術力と品質が日本一の産地を支えています。

そもそも奈良県で靴下生産が盛んになった背景には、江戸時代から栽培されていた「大和木綿(やまともめん)」と呼ばれる綿と、それを用いた綿糸製糸、木綿織物の歴史があります。

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