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埼玉の旧河道・河道を見てみよう!~河川の氾濫にさらされる反面肥沃な土壌で農作物に恵まれた地~ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月13日

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埼玉の旧河道・河道を見てみよう!~河川の氾濫にさらされる反面肥沃な土壌で農作物に恵まれた地~

県東部を中心とした低地では、古くから河川の氾濫にさらされてきました。
その半面、河川が運ぶ肥沃な土壌で農作物に恵まれました。

洪水で河川からあふれた流れは、土砂を堆積して自然堤防を築き、さらに流れ出た泥水は後背湿地をつくります。
そして、前者は宅地や畑、後者は水田に利用されました。

宅地化が進む県域に残る自然堤防や旧河道、蛇行する河川を見てみましょう。

【埼玉の旧河道・河道①】びん沼川

さいたま市・川越市・富士見市の境界をなすびん沼(びん沼川)は、かつての荒川の流路です。

1910(明治43)年の台風による大水害を受け、埼玉県は荒川の大改修工事に着手。その結果、荒川だった流路は旧河道となりました。その後、新河岸川の治水対策として埼玉県が放水路・調整池として整備し今に至ります。

びん沼川は、さいたま市西区の西遊馬公園(荒川左岸)付近で荒川と一度分かれ、蛇行を繰り返しながら富士見市南畑新田にある南畑排水機場で合流します。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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