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広島は実は豪雪地帯!?県内にスキー場が多いわけ~ 芸北高原大佐スキー場

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月26日

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広島は実は豪雪地帯!?県内にスキー場が多いわけ~

一つの県の中で、海水浴からスキーまで楽しめるのが広島県の魅力の一つです。
しかしなぜ、広島県にもスキー場があるのでしょうか?

広島県に豪雪地帯があるのはなぜ?

豪雪地帯といえば、日本海側のエリアを想像する人も多いでしょう。しかし広島県にも、豪雪地帯に指定されている市町があります。なぜ、瀬戸内海側の広島県に豪雪地帯があるのでしょうか。

広島にも豪雪地帯ができる日本特有の気候

日本海側に豪雪地帯が集中するのは、冬特有の北西季節風が大きく影響しています。冬になると大陸から非常に冷たく乾いた北西季節風がやってきます。北西季節風は日本海を通って日本列島に近づくのですが、冬、日本海の水温は北西季節風より高くなっています。このため日本海の海水が蒸発し、北西季節風に水分を与えます。

冬場に風呂に入るとき、温かい浴槽の湯から蒸発した水蒸気が、冷たい浴室内の空気で冷やされて湯気になるのと同じようにして、季節風が日本海を渡ってくるうちに雲ができます。日本海上空でたっぷりと水分を含んだ北西季節風はそのまま日本沿岸に到達し、雪を降らせます。

寒気が強いと中国山地の北側斜面に沿って上昇。上昇と比例して空気が冷たくなり、雪雲がさらに発達して山沿いの地域に雪を降らせるのです

雪を降らせ終わって乾いた空気が山を越えて太平洋側に抜けるため、「日本海側では雪が降りやすく、太平洋側は晴れて乾燥しやすい」という日本特有の気候が発生します。

広島にも豪雪地帯ができる日本特有の気候
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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