フリーワード検索

ジャンルから探す

トップ > カルチャー >  中国 > 広島県 >

広島針の歴史と技術!手縫い針の国内シェア9割を誇る 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月26日

この記事をシェアしよう!

広島針の歴史と技術!手縫い針の国内シェア9割を誇る

広島では鉄製品が地場産業として育まれて来ました。
製針も、その中の一つ。
手内職から始まった製針は、いかにして国内シェアトップに成長したのでしょう。

広島針を育んだ背景とは

たたら製鉄が可能な中国山地と、生産した鉄を水上輸送できる太田川を有していた広島県は、古来鉄加工業が活発に行われていました。

1700年代になると広島藩が下級武士の内職として針作りを推奨。長崎から針職人・木屋治左衛門(きやじざえもん)を招き、城下に「唐風(からふう)針」の製造技術を広めました。1841(天保12)年には針の専売制を始めるなど、広島は江戸時代より国内有数の針の産地だったのです。

1 2

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!