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児島湖の大きさは誕生当時、世界2位だった! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月26日

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児島湖の大きさは誕生当時、世界2位だった!

児島湾(こじまわん)の奥に位置する児島湖は、誕生当時、日本で最大の人工湖です。世界でもトップクラスの大きさを誇るこの湖は、いつごろ、なぜ誕生したのでしょうか。

児島湖の誕生に繋がる児島半島形成の歴史

現在の岡山平野は遠い昔、瀬戸内海の一部であり、「吉備の穴海(きびのあなうみ)」と呼ばれた美しい浅瀬の海でした。奈良時代には、旭川(あさひがわ)・吉井川(よしいがわ)・高梁川(たかはしがわ)が上流から運んでくる土砂がこのあたりに堆積し、徐々に干潟が誕生していきました。安土桃山時代になると、この干潟を活用した干拓と新田開発により、現在の倉敷周辺の開発が進みます。1630(寛永7)年ごろには、ついに児島の北西部が本土とつながり、現在の児島半島が形成されるのでした。

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