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長崎の歴史は貿易とともに発展!町人が主役の特異で特例だらけの複雑な自治組織とは?

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月26日

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長崎の歴史は貿易とともに発展!町人が主役の特異で特例だらけの複雑な自治組織とは?

江戸時代の長崎は特殊な町。
外国貿易で財をなした町人が力をつけ、自治組織により事実上、町を支配しました。
例外的な発展を見せた長崎の特殊性とは何だったのでしょうか。

長崎の歴史:貿易港として繁栄への道を歩む

九州を平定した豊臣秀吉は、外国との貿易に深い関心を寄せ、貿易による利益を独占するため、朱印船による貿易政策を行いました。外国貿易の中心は長崎でしたが、ここは大村純忠が天正8(1580)年にイエズス会に寄進した土地で、長崎はキリスト教信者の町でした。外国との貿易が盛んに行われていたため、利益を得ようとする商人らが各地から長崎に集まりました

秀吉は外国との貿易に深い関心を示しましたが、キリスト教の布教については厳しく禁止します。秀吉は天正15(1587)年にバテレン追放令を発令、翌年には長崎の地を没収して直轄領(天領)としました。直轄領は徳川時代にも引き継がれます。キリスト教徒への取り締まりは年々厳しくなっていきましたが、長崎は貿易港として繁栄への道を歩んでいきます

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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