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神近義邦の理想を形にしたハウステンボス!テーマパークの枠に留まらないその魅力に迫る!

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月26日

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神近義邦の理想を形にしたハウステンボス!テーマパークの枠に留まらないその魅力に迫る!

日本の西端にある「ハウステンボス」は日本最大のテーマパークであり、創業者が理想とした「環境未来都市」に向けて、今なお進化を続けるエコシティです。

神近義邦がつくったハウステンボスは国内最大級のテーマパーク

大村湾に面した佐世保市南部に1992年、中世オランダの街を忠実に再現した日本最大のテーマパーク「ハウステンボス」が誕生しました。総開発面積152万㎡は東京ドーム33個分、初期投資2200億円は海外に本家をもつ2大テーマパークを凌ぐものでしたが、商圏は首都の10分の1以下。なぜ、成功の保証などないこのビッグプロジェクトが、佐世保で実現したのでしょうか。

神近義邦はハウステンボスの創業者

創業者はハウステンボスの南側、長崎県西彼(せいひ)町(現・西海市)出身の神近義邦(かみちかよしくに)。定時制高校を卒業後、役場勤めを経て観光果樹園を始めるも、出資元の東京の料亭が経営破綻し、いきがかり上、料亭の再建を請け負います。

その後、昭和55(1980)年に「長崎バイオパーク」、昭和58(1983)年に「長崎オランダ村」を次々と開業。まさに波瀾万丈ですが、さらに神近義邦の人生は大回転していきました。神近義邦の手腕を見込んだ当時の高田勇県知事が、企業の誘致が難航していた針尾工業団地の再開発を依頼してきたのです。長崎オランダ村の拡張計画を模索していた神近義邦にとって、願ってもない幸運でした。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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