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西武山口線におとぎ列車やSLが走っていた!?~現在の新システム以前は観光色の強い路線だった 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月13日

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西武山口線におとぎ列車やSLが走っていた!?~現在の新システム以前は観光色の強い路線だった

1985(昭和60)年に新交通システムへと生まれ変わった西武山口線。
以前は軌間762㎜のナローゲージで運転され、なおかつ観光色が強い路線でした。

西武山口線の誕生と「おとぎ列車」の存在

新交通システムの西武山口線は、西武狭山線と西武多摩湖線を結びアクセス輸送しますが、かつては「おとぎ列車」やSLを運転する観光的な路線でした。

山口線の始まりは正式な鉄道路線ではなく、1950(昭和25)年、東村山文化園(現・西武園ゆうえんち)の遊戯施設として多摩湖ホテル前(のちに西武遊園地を経て遊園地前に改称)〜上堰堤(かみえんてい)間で運転を開始。これは「おとぎ列車」と呼ばれ、バッテリー機関車が客車を牽引し、軌間も762㎜のナローゲージでした。

翌51年、テーマパークのユネスコ村(現・ゆり園)が開園すると路線もユネスコ村まで延伸され、同時に正式な鉄道の西武山口線となりましたが、ナローゲージの「おとぎ列車」に変わりはありませんでした。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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