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霊峰白山と「しらやまさん」が人々の暮らしに与えてきた影響とは?

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月26日

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霊峰白山と「しらやまさん」が人々の暮らしに与えてきた影響とは?

富士山、立山とともに日本三霊山である白山。
信仰の対象というだけでなく、麓の人々の暮らしに与えてきた影響は大きいといわれます。
「しらやまさん」との関わりも紹介します。

白山は日本三霊山の1つに数えられる

日本三霊山の1つに数えられる白山(はくさん)は、石川県、富山県、岐阜県、福井県にまたがります。白山の名をもつ山頂はなく、最高峰の御前峰(ごぜんがみね)(標高2702m)、剣ヶ峰(けんがみね)(2677m)、大汝峰(おおなんじみね)(2684m)の「白山三峰」を中心とした周辺の山や峰の総称で、昭和37(1962)年には一帯が国立公園に指定されました。

30~40万年前と約10万年前に存在していた火山体をそれぞれ加賀室火山古白山火山と呼びますが、長い年月のなかで浸食され、その火山体の多くが失われてしまいました。

これらに対し、現在の山頂部を活動中心とする山体が新白山火山で、3~4万年前に誕生したと考えられています。この新白山火山体の頂上部が約4500年前に崩壊したことで、ほぼ南北にわたってできた馬蹄形の尾根の高まりの1つが御前峰、もう1つが大汝峰です。

さらにこの崩壊の後、凹地に剣ヶ峰が現れたのが約2200年前のことです。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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