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「古九谷」に込めた前田家の対抗心!九谷焼の元祖である陶器の制作に実はキリシタンが関わっていた?

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月22日

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「古九谷」に込めた前田家の対抗心!九谷焼の元祖である陶器の制作に実はキリシタンが関わっていた?

石川県の特産品となった九谷焼は、かつて古九谷と呼ばれました。
有田で作られていた説や、キリシタン思想が隠されている説など、まだまだ謎が多いようです。

「古九谷」と「再興九谷」に分けられる九谷焼

大聖寺(だいしょうじ)藩領だった九谷村(現在の加賀市)で良質の陶石が発見されたことから、九谷焼は始まりました。初代大聖寺藩主の前田利治が、藩士の後藤才次郎を陶業の修業のために有田へ向かわせ、帰藩後の明暦元(1655)年頃に制作が開始されたといわれます。

しかし、制作が始まってから数十年で廃窯となっており、空白の100年を経て、その後1800年代に再度九谷焼が作られ始めます。廃窯となった理由は解明されていませんが、それまでに作られていたものを「古九谷(こくたに)」、廃窯後に再度作られ始めたものを「再興九谷」と呼び分けています。

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