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暴れ川・石狩川の治水事業~石狩湾新港地域の開拓と発展~ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月13日

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暴れ川・石狩川の治水事業~石狩湾新港地域の開拓と発展~

かつては湿地や泥炭地が広がり、たびたび洪水に見舞われていた石狩川流域。
これを人が住める土地に変えるため、長期にわたる治水事業が行われました。

暴れ川・石狩川流域の発展を支えた治水事業

「イシカリ」はもともとアイヌ語で「大きく巡り回る」を意味する言葉だといわれています。開拓以前の石狩平野には、石狩川が大きく蛇行しながら流れ、泥炭(でいたん)性の湿地が広がっていました。川は雪解けや大雨のたびに氾濫し、水分過多な土壌では農耕もできませんでした。

とはいえ、石狩川は古くから水源、漁場、水運路として重要な役割を果たしており、開拓も石狩川を中心に進められました。北海道総面積の5分の1に相当する流域面積をもち、現在では流域内に北海道の人口の半分以上が住んでいます。流域がここまで発展した背景には、長い年月をかけて進められてきた治水事業があるのです。

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