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反魂丹を代表とする富山の薬が富山藩の財政を立て直した!前田正甫によって推奨された産業! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月18日

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反魂丹を代表とする富山の薬が富山藩の財政を立て直した!前田正甫によって推奨された産業!

今も富山の代名詞である売薬は、富山藩2代・前田正甫(まさとし)によって始まりました。当時、藩の財政は苦しくありましたが、高い薬効や先用後利方式によって発展した売薬は財源となっていったのです。

反魂丹の効き目を目の当たりにした江戸城腹痛事件

元禄3(1690)年、富山藩2代・前田正甫が参勤交代で江戸城に登城した折、三春(現在の福島県内)藩主が突然腹痛を起こし、前田正甫が持ち合わせていた薬「反魂丹(はんごんたん)」を服用させたところ、たちまち痛みが治まりました。それを目の当たりにした諸国の藩主たちはその効果の高さに驚き、こぞって反魂丹を所望したという「江戸城腹痛事件」は、売薬の歴史にまつわる有名なエピソードです。

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