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秋田新幹線はE6系「こまち」が走る全国で2番目に登場のミニ新幹線! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2022年6月24日

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秋田新幹線はE6系「こまち」が走る全国で2番目に登場のミニ新幹線!

新幹線と在来線を直通運転する秋田新幹線は、東京〜秋田間の時間を一気に短縮。
時速320㎞運転に対応するE6系「こまち」が大人気です。

秋田新幹線は新幹線と在来線の直通運転を行うミニ新幹線!

秋田新幹線は、東京〜秋田間を結ぶ新幹線の通称です。厳密には、東京〜盛岡間は東北新幹線、盛岡〜大曲(おおまがり)間は田湖線、大曲〜秋田間は奥羽本線が正式な路線名です。

これは、在来線の一部を改造して新幹線と直通運転を行うミニ新幹線で、1997(平成9)年3月、山形新幹線に次いで全国で2番目に開業しました。

秋田新幹線は使い勝手の良さでたちまち大好評に

開業にあたり、在来線の田沢湖線、奥羽本線の軌間(きかん)(レール幅)を1067㎜から新幹線と同じ1435㎜の改軌して直通運転を可能にし、秋田新幹線として「こまち」が運行を開始。それまで、特急「つばさ」で約8時間、あるいは夜行列車でひと晩乗車するのが当たり前だった東京〜秋田間が4時間半(当時)で結ばれ、距離を一気に縮めました。

航空機がライバルとなりますが、1時間ごとの定時運行や秋田県内で利用者の多い角館(かくのだて)、田沢湖に停車することも強みで、たちまち大好評となりました。

秋田新幹線の秋田県域路線図

秋田新幹線の秋田県域路線図

秋田新幹線は、東京駅から盛岡駅を経て奥羽山脈を横断し秋田へ至ります(営業距離は662.6㎞)。盛岡〜大曲間は在来線の田沢湖線、大曲〜秋田間は同じく奥羽本線を走ります。秋田県内には東から田沢湖、角館、大曲、秋田の計4駅に停車します。

秋田新幹線「こまち」のミニ新幹線ならではの特徴

秋田新幹線「こまち」は、東京〜盛岡間の東北新幹線では「はやぶさ」と連結して走り、盛岡駅で連結、切り離しを行います。この作業は、先頭車に搭載された分割併合装置により自動で行われます。

また、「こまち」は在来線を走るため、車両は従来の新幹線に比べ車体幅が狭く、東北新幹線の駅ではホームに隙間が生じるため、ドア下のステップがせり上がるようになっています。

秋田新幹線「こまち」E3系車両のフォルムと速度

「こまち」の車両は、開業時にまずE3系が登場。先に開業した山形新幹線用の400系の後継車として、インバータ制御、アルミ合金の車体となり、カラーリングは上部が白、下部がグレーで境界にピンクのラインという印象的なフォルムとなりました。

最高速度は東北新幹線区間が時速275㎞、在来線の盛岡〜田沢湖間が時速130㎞です。

秋田新幹線「こまち」の高速運転を可能にしたE6系の特徴

2013(平成25)年3月には、E3系の後継車となる現行のE6系がデビューし、斬新な車体が話題を呼びました。

E6系は、東北新幹線区間で時速320㎞運転を可能にした車両です。同車はフランスのTGVを上回る世界最速の時速360㎞運転を目指し、2005(平成17)年に登場した試験車両「FASTECH(ファステック)360」の試験データをフィードバックして開発されました。

高速運転に立ちはだかる騒音の軽減が研究のひとつとなり、E6系では車体を極力なめらかにし段差を最小限に設計、連結部分は全周ほろで覆い台車部分もカバーを設けるなどの対策を施しました。先頭部分も13mにおよぶロングノーズとなり、トンネル突入時に発生する騒音を減少させています。パンタグラフも騒音が発生しにくいものが開発され個数も減らしました。

また、乗り心地も追求され、全車にフルアクティブサスペンションを導入、揺れを小さくし、カーブ通過時の遠心力を減少させる車体傾斜装置も採用されました。

また、性能ばかりではなくデザイン性にもすぐれ、車体カラーは「飛雲(ひうん)ホワイト」をベースに茜色が先頭のノーズから屋根までを覆い、じつに美しく完成度が高い車両となりました。

E6系の時速320㎞運転により、今や「こまち」は東京〜秋田間を最速3時間37分で結んでいます。開業時に比べて数段も速くなったこの事実こそが、秋田新幹線の明るい未来を感じさせます。

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地形、交通、歴史、産業…あらゆる角度から秋田県を分析!

秋田県の地形や地質、歴史、文化、産業など多彩な特徴と魅力を、地図を読み解きながら紹介するマップエンターテインメント。秋田の知っているようで知られていない意外な素顔に迫ります。地図を片手に、思わず行って確かめてみたくなる情報を満載!

Part.1 地図で読み解く秋田の大地

・秋田県の地形総論
・火山の痕跡や地殻変動を体感!男鹿半島ぐるり1周ジオ巡り
・世界最大の二重カルデラ湖「十和田湖」はどうやって生まれた?
・地下にかつての雄物川の流路!? 秋田平野が形成の驚きのしくみ
・黒川や雄物川流域に油田続々!秋田ではどうして油が採れる!?
・ブナ林が発達し海成段丘が縁取る 起伏が激しい白神山地の形成史
・美しき田園・象潟の九十九島は鳥海山の山体崩壊でできた
・大館・鷹巣・鹿角盆地と能代平野 米代川流域に形成された地形の謎

Part.2 秋田を駆ける充実の交通網

・全国2番目のミニ新幹線、E6系「こまち」が走る秋田新幹線
・一部レール幅を変えて新幹線もいく!福島~青森を結ぶ幹線・奥羽本線
・新津~秋田を結ぶ日本海側の動脈 寝台特急「日本海」も走った羽越本線
・米代川に沿って走る本州横断線 スイッチバックも見事な花輪線
・東能代~川部を結ぶ絶景ローカル線 「リゾートしらかみ」が走る五能線
・鷹巣と角館を結ぶ旧国鉄角館線 秋田内陸縦貫鉄道は見どころ満載!
・釜石~横手~本荘を結ぶ大計画も!? 由利高原鉄道鳥海山ろく線がすごい
・小坂鉱山の鉱石輸送のため開業 旅客輸送も担った幻の小坂鉄道/昭和40年代に消えたローカル私鉄 羽後交通の雄勝線・横荘線とは?

Part.3 秋田の歴史を深読み!

・秋田の古代史総論
・大型住居跡やストーン・サークルなど秋田県の縄文遺跡がおもしろい!
・出羽柵が遷置・整備されて秋田城と呼ばれるようになった
・奥羽を支配した出羽の豪族・清原氏が後三年の役により滅亡
・秋田の中世史総論
・八郎潟東岸を拠点とする大河兼任が鎌倉幕府に対して反乱を起こす
・秋田の近世史総論
・佐竹氏の入部以降、鉱山開発が進み鉱業が秋田藩の財政を支えた
・古来より栄えていた舟運に加え街道が整備され交易が盛んに!
・近現代史総論/奥羽越列藩同盟を離脱し新政府側へ 秋田藩の戊辰戦争と戦後のゆくえ
・日本最後の空襲となった土崎空襲 どうして土崎港が狙われたのか?

Part.4 秋田で育まれた産業や文化

・全国屈指の産油量だった秋田県がシェールオイルの開発・商業生産へ
・秋田港、船川港、能代港 三つの重要港湾が海上輸送網の拠点
・国内有数の米どころ・秋田県は農業産出額の5割以上を米が占める
・かつては国内2位の広さを誇る湖!? 八郎潟の干拓と大潟村の歴史
・古来より建材や工芸品に用いられた秋田杉の活用と保存の取り組み
・日本のロケット発祥の地は秋田県の道川海岸だった!
・地熱発電や風力発電などの再生可能エネルギーの導入が加速
・県内各地で伝承されている民俗芸能 国指定重要無形民俗文化財は国内最多!

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