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沖縄の戦争被害とは?~不況によるソテツ地獄を経て国内で唯一戦場となった沖縄~

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月22日

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沖縄の戦争被害とは?~不況によるソテツ地獄を経て国内で唯一戦場となった沖縄~

沖縄は農業県として特産品を輸出していきました。
ですが、大正から昭和初期にはたび重なる不況に見舞われ、困窮したまま太平洋戦争に突入します。

沖縄は戦争による特需で好景気に

日露戦争(1904〜1905年)後に戦後不況に陥った日本経済は、ヨーロッパが第一次世界大戦(1914〜1918年)に突入すると、軍需品や鉱産物、薬品などを大量に輸出するようになり、戦争特需に沸きました。沖縄県の特産品である砂糖も需要が高まり、値段が高騰します。この頃は沖縄県内人口の約7割が農家で、食用にサツマイモを栽培し、サトウキビから精製した砂糖を売って米や日用品を得る生活を営んでいましたが、わずか10年の間に砂糖の値段が3倍にも跳ね上がったことから、「砂糖成金」と呼ばれる商人や農家が誕生しました。

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