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「やちむん」の歴史は朝鮮人陶工に始まった!沖縄の焼き物の魅力とは? 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月18日

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「やちむん」の歴史は朝鮮人陶工に始まった!沖縄の焼き物の魅力とは?

17世紀に交易によって始まったとされる沖縄のやきもの「やちむん」。沖縄が誇るやちむんは、国の内外で人気が高まっています。その魅力に迫ってみましょう。

やちむんの歴史は6600年前から

厚みがあり、独特な風合いが味わい深い沖縄のやきもの「やちむん」は、全国に多くのファンをもちます。そもそも、やちむんとは沖縄でやきものを指す言葉で、沖縄におけるやきものの歴史は、およそ6600年前に始まったとされます。当時の遺跡から出土した遺物のなかには土器も含まれており、その頃から人々は土を焼いていたことがわかっています。やがて中世には、徳之島を経由して中国の陶器が沖縄にやってきました。さらに15世紀になり交易が盛んになると、タイやベトナム、日本本土などからもやきものが流入し、そうしたやきものが出回ることで沖縄のやきものも品質や技術が向上していったといわれています。当初沖縄では、やきものはおもに瓦などに使われていましたが、この時期にそれ以外にも壺、甕など器として品質の高いやきものが発達しています。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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