写真：123RF
更新日： 2024年1月16日
身延線の悲願！～高額運賃の私鉄が国有化するまで
山梨県と静岡県を結ぶJR身延線。
駅の間隔が短かったり、構造物が全体的に小ぶりだったりするのは元々私鉄だったからです。
それも「日本一運賃が高い」といわれる私鉄でした。
この記事の目次
身延線とは
富士駅（静岡県）と甲府駅を結ぶＪＲ身延（みのぶ）線は、全長88.4㎞で駅は起終点を合わせて39あります。
駅間の平均距離は2.3㎞で、上野原駅～小淵沢（こふちざわ）駅間103.9㎞・24駅のＪＲ中央本線山梨県内区間の駅間平均距離、4.5㎞に比べるとかなり短くなっています。このように駅の間隔が短いのは、身延線は元々「富士身延鉄道」という名の私鉄だったからです。
身延線路線図
起終点を合わせて39ある身延線の駅のうち、山梨県内にあるのは甲府駅から十島駅までの28駅で、7割強を占めています。
※駅名は山梨県内のみ表示しています。
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