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野見宿禰から始まる相撲文化と出身地の諸説~相撲発祥の地として伝わる出雲 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月17日

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野見宿禰から始まる相撲文化と出身地の諸説~相撲発祥の地として伝わる出雲

相撲は日本を代表する格闘技として親しまれています。そのはじまりは、国譲り神話ゆかりの出雲だといいます。神話時代までさかのぼってみましょう。

野見宿禰と相撲のルーツ

相撲発祥の地は、出雲とされています。日本における相撲の最古の記録は『古事記』の国譲り神話にあります。出雲の稲佐の浜(伊耶佐(いざさ)の小浜)で、オオクニヌシとタケミカヅチが国譲りの交渉を行ない、タケミカヅチが出雲のタケミナカタと力比べを行なったという描写です。

また、『日本書紀』には垂仁天皇7年7月7日に、大和国當麻の當麻蹴速(たいまのけはや)と出雲国の野見宿禰(のみのすくね)が力比べを行なったという伝承が記されています。

出雲発祥の根拠

どちらも出雲に関連することが、発祥の地とされる理由です。とくに『日本書紀』の記録については、平安時代の歴史書『類聚国史(るいじゅこくし)』歳時部・相撲の条においてこの記事が相撲節会(すまいのせちえ)(7月7日に行なわれた宮中行事)の起源とされており、平安時代にはそれが相撲のルーツとみなされていたことがわかります。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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