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山形鉄道フラワー長井線の魅力とは?鉄道遺産が豊富な旧JR長井線 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月16日

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山形鉄道フラワー長井線の魅力とは?鉄道遺産が豊富な旧JR長井線

JR長井線が第三セクターとして再出発して30余年。地域に愛されるための努力を重ね、鉄道遺産も豊富な山形鉄道フラワー長井線の魅力に迫ります。

山形鉄道フラワー長井線は旧長井線を引き継いだ第三セクター路線

山形鉄道フラワー長井線は、奥羽本線の赤湯(あかゆ)駅と荒砥(あらと)駅を結ぶ第三セクター路線です。旧特定地方交通線のJR長井線を引き継いで再スタートしました。

旧長井線は、長井軽便(けいべん)線として1913(大正2)年10月に赤湯〜梨郷(りんごう)間が開業したのが始まりで、翌年11月に長井駅へ延伸。1922(大正11)年9月に長井線に改称し、翌年4月に全通しました。以後、地域住民の足となるとともに、貨物列車も運転されました。戦後の1954(昭和29)年11月には旅客列車が気動車化され、蒸気機関車は貨物列車のみとなり、1972(昭和47)年「さよならSL」列車が走り、SLは姿を消しました。やがて長井線は赤字路線となり、1986(昭和61)年10月、特定地方交通線(いわゆる赤字ローカル線)の第三次廃止対象路線の指定を受けます。沿線市町長会は、協議の結果、第三セクター方式で存続させることに合意。そして1988(昭和63)年4月に山形鉄道が発足し、10月にはフラワー長井線として開業しました。

山形鉄道フラワー長井線の路線


山形鉄道フラワー長井線は、南陽市の赤湯駅を起点に、白鷹町の荒砥駅へ至る延べ30.5㎞を17駅で結んでいます。今泉駅付近から荒砥駅手前まで、最上川とおよそ並行して走ります。また、赤湯駅でJR山形線(奥羽本線)と山形新幹線、今泉駅でJR米坂線に連絡しています。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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