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山形県を果物王国に押し上げたサクランボ・洋ナシ・ブドウ…様々なブランドフルーツ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月16日

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山形県を果物王国に押し上げたサクランボ・洋ナシ・ブドウ…様々なブランドフルーツ

日本を代表する果物の一大産地である山形県。果樹栽培に適した気候を利用し、官民一体となった人々の努力がさまざまなブランドを生み出しました。

山形の果物栽培の歴史

山形は国内有数の果物の産地です。山形で本格的な果樹栽培が始まったのは、明治時代のこと。明治政府は殖産興業策のひとつとして、海外から果物の種苗を輸入し各県で試験栽培を行っていました。1875(明治8)年、山形でも、政府から受け取った種苗のうち、サクランボ、ナシ、ブドウを含めた24種類ほどの種苗を県内各地に配り栽培を始めます。これが山形の果樹栽培の端緒となりました。
しかし、当時はもっとも消費活動の多い東京を中心とした関東圏への輸送手段が乏しく、山形の果実栽培はなかなか広がらりませんでした。つまり、あまり採算性のある農産物と思われなかったのでした。

その状況が一転したのが、奥羽本線の開業でした。福島、山形、秋田、そして青森を結ぶ東北地方の大幹線が1905(明治38)年に全線開通すると、果樹の栽培規模が激増。ここにフルーツ王国山形の幕が上がります。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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