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根室車石は恐竜時代の海底火山の放射状節理の造形美! 画像:CRENTEAR / PIXTA

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月13日

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根室車石は恐竜時代の海底火山の放射状節理の造形美!

花咲岬の灯台のすぐ下にある根室車石は、直径が6mにもなる大きな車輪のような岩。
その成り立ちには、恐竜時代の海底火山が関係しています。

根室車石は海底火山の噴火でできた不思議な岩

花咲港(根室市)は、花咲ガニの水揚げで広く知られる国内有数の漁港です。

そして、港のすぐ東、花咲岬に立つ花咲灯台の周りには、ゴツゴツとした玄武岩の露頭が広がっています。この岩石は、恐竜が生きていた中生代白亜紀(約6600万年前)、海底火山から噴出した溶岩が冷え固まってできたもので、岩質はアルカリ玄武岩。溶岩の発泡によってできた空洞や玄武岩の割れ目にはゼオライト(沸石(ふっせき))という白い鉱物が見られます。

そして、ここに形成されたのが、直径6mにも達する根室車石(ねむろくるまいし)と呼ばれる圧巻の岩体です。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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