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熊本の地下水がおいしいわけ~地下水ができて湧水するまでのしくみ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月15日

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熊本の地下水がおいしいわけ~地下水ができて湧水するまでのしくみ

様々な条件が重なって、熊本は実に豊かな水資源に恵まれています。いったい、どのような要因があったのでしょうか? その謎に迫ってみましょう。

熊本の地下水は阿蘇山の地層に浸透して蓄えられる

県内に1000ヵ所以上の湧水源を数える熊本は、「火の国」であると同時に、「水の国」でもあります。熊本県独自で「熊本名水百選」を選定していますが、そのうち環境省が選定する「昭和の名水百選」に4カ所(轟水源(とどろきすいげん)、白川水源、菊池水源、池山水源)が、「平成の名水百選」にも4カ所(水前寺江津湖湧水群(すいぜんじえづこゆうすいぐん)、金峰山湧水群(きんぽうざんゆうすいぐん)、六嘉湧水群(ろっかゆうすいぐん)・浮島、南阿蘇村湧水群)が選ばれています。このように熊本が豊かな水資源に恵まれているのは、阿蘇山が存在しているからに他なりません。阿蘇火砕流でできた地層は100m以上の厚さで広く分布していますが、雨が浸透しやすく、それが地下水となって蓄えられ、湧水となって湧き出しているのです。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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