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「くまモン」の経済効果は?全国のゆるキャラの火付け役! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2022年8月3日

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「くまモン」の経済効果は?全国のゆるキャラの火付け役!

今や日本中に知られているくまモンは、熊本県のPRキャラクター。その経済波及効果はものすごい。熊本では、他にも人気キャラが続々誕生しています‼

「くまモン」誕生までの背景

人気キャラクターのくまモンが誕生したのは、2010(平成22)年のことですが、そもそもの始まりはその4年前まで遡ります。2006(平成18)年、熊本県は2011(平成23)年の九州新幹線全面開業へ向けて、「KANSAI戦略会議」を立ち上げました。新幹線の全線開業で熊本駅が通過駅となることに強い危機感があったのです。さらに事前の調査で熊本県の認知度が九州他県と比べて低く、熊本県への興味や関心をほとんど持たれていないという結果も出ていました。

そこで、近畿地方・中国地方をターゲットとする認知度アップのための事業を立ち上げたのです。そのとき、新幹線元年事業アドバイザーに就任したのが、天草市出身の脚本家・小山薫堂(こやまくんどう)でした。小山氏は、熊本県民自身が日常にあるサプライズを見つけ、それを他の人へ広め、熊本の魅力をアピールする「くまもとサプライズ」を発案、友人のアートディレクター・水野学(みずのまなぶ)氏にロゴデザインを発注します。その水野氏がキャラクターもつくることを提案し、蒲島郁夫(かばしまいくお)知事がキャラクターの制作を決断して生まれたのがくまモンです。

くまモンのプロフィール

誕生日:3月12日、性別:男の子、年齢:秘密、性格:やんちゃで好奇心いっぱい、趣味:くまモン体操とサプライズを見つけて広げること、体型:メタボ、職業:いちおう公務員。知事から熊本県の営業部長兼しあわせ部長に抜擢される、出没するところ:だれかをハッピーにしたいという想いのあるところ。

くまモンの経済効果から「くまモミクス」という言葉も生まれた

こうして誕生したくまモンは、2016(平成28)年度には「日本PR大賞」を受賞、「営業部長兼しあわせ部長」に就任して、その経済効果から「くまモミクス」という言葉も生まれました。

全国キャラクター調査(日本リサーチセンター、2020年)で、くまモンの好感度は4割に達して全国一

日本銀行熊本支店による試算では、2011年11月~2013年10月に熊本県にもたらした経済波及効果は1244億円、また同じ期間に、くまモンがテレビや新聞に取り上げられたことによる広告効果は、90億円以上と見積もられるというからすごい。

「くまモン」だけじゃない!ほかにもたくさん!熊本県の人気キャラ

くまモン人気などもあり、全国に数多くのゆるキャラが誕生しているが、熊本県にも多くのキャラクターが誕生しています。

❶ひごまる〔熊本市のイメージキャラクター〕

熊本城をモチーフにしており、平成19年、熊本城築城400年祭を機に、現代へやってきた妖精という設定。身長は2mあるとか。

❷ころう君〔鞠智城のイメージキャラクター〕

山鹿市と菊池市にまたがって所在する鞠智城の巡回警備と、鞠智城の国営公園化を夢見てPRに励む防人という設定。頭の上にあるのは城のシンボルである八角形鼓楼がモチーフ。

❸からいもくん〔大津町のイメージキャラクター〕

菊池郡大津町の特産品であるからいも(さつまいも)をモチーフにしたキャラクター。大津町は熊本県内で、からいもの生産が一番多い‼

❹なんかんトッパ丸〔南関町のイメージキャラクター〕

玉名郡南関町のキャラクター。あらゆる難関を突破し、人々に幸せと勇気を与える関所の町を守る武士という設定。肩には、名物の南関そうめんを持っていて、冠木門入りの南関あげを下げている。

❺タマにゃん〔玉名市のマスコットキャラクター〕

玉名市で行なわれるイベントなどで出没するオス猫。絶対音感の持ち主で、音楽を聴くとワクワクし踊りだす、ただし音楽そのものは初心者とか。

❻あか牛くん〔阿蘇市のイメージキャラクター〕

『巨人の星』の作家として知られる、熊本在住の漫画家・川崎のぼる氏が「阿蘇」をテーマに製作したキャラクター。他に「五岳くん」「火の子ちゃん」という兄妹のキャラクターもいる。

❼上天草四郎くん〔上天草市のシンボルキャラクター〕

天草四郎をモチーフに誕生。もっとたくさんの人に上天草市の魅力を伝えたい。もっとたくさんの人に上天草市にきてもらいたい。そんな夢を胸に、四郎くんは日々PR活動に奮闘中!

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Part.1 地図で読み解く熊本の大地

・激しい地殻運動が生んだ熊本県の変化に富んだ地形
・御船町でさまざまな恐竜の化石が発見されるのはなぜか?
・阿蘇で今も語り継がれる「健磐龍命蹴裂伝説」の謎
・南北に分断された九州がひとつになった理由とは?
・4つの川は熊本にとって恵みの存在なのか?
・ちょっと不思議な天草諸島の地形はどうやってできたのか?
・熊本は「火の国」ではなく、実は「水の国」だった!?

…などなど熊本のダイナミックな自然のポイントを解説。

Part.2 熊本を駆け抜ける鉄道網

・熊本の物流を支える鉄道はどうやってつくられたのか?
・熊本電鉄の路線で、“懐かしの車両”に出合えるのはいったいなぜなのか?
・2020年7月豪雨で存亡の危機に! 果たして肥薩線は復活できるのか?
・全線不通から全線開通は可能か? くま川鉄道と南阿蘇鉄道の挑戦は続く
・熊本を走る観光列車のいろいろ。その歴史と魅力を知っておこう!
・九州新幹線の開通で人の流れは変わったのか?

…などなど熊本ならではの鉄道事情を網羅。

Part.3 熊本で動いた歴史の瞬間

・旧石器時代の沈目遺跡の打製石器は誰がつくったのか?
・弥生時代の熊本は鉄器製造の一大産地だった!?
・菊池を450年にわたって支配した大豪族・菊池氏の正体は?
・肥後を支配した守護代「大友氏」の壮絶な家督争いとは?
・加藤清正が「セイショコさん」と呼ばれ、今でも熊本県民に慕われるワケは?
・西南戦争における最大の激戦「田原坂の戦い」とは?
・軍都へと変貌していった熊本県と熊本城の運命は?

…などなど、激動の熊本の歴史に興味を惹きつける。

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