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東京の地形は「低地」の下町と「台地」の山の手の2つので成り立つ 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月13日

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東京の地形は「低地」の下町と「台地」の山の手の2つので成り立つ

低地と台地からなる東京の地形は風土にも影響し、江戸時代には低地は町人地、台地は武家屋敷とに分かれました。
高低差の大きい東京の地形の特徴をみてみましょう。

東京の地形は西ほど標高が高い

東京都は東西に長く、西端は細く、東にいくに従って広くなり、東京湾につながります。

立体的に見ると、西ほど標高が高く、東京の最高峰は雲取山(くもとりやま)で海抜2017m。一方、東京湾近くには海抜0mから5~6mのエリアが広がります。詳しく見ると、西から標高の高い順に関東山地、多摩丘陵、武蔵野台地、東京低地と分類できます。

東京低地は、いわゆる下町に相当する地域を指します。東京の都心部は武蔵野台地と東京低地の境目にあり、台地と低地にははっきりとした高低差があるのです。

武蔵野台地の西端の青梅市は東京都心から西へ約56km、海抜約180mです。台地は東へいくに従って低くなり、武蔵野台地の高台といわれる目白台、淀橋台、本郷台などは海抜約20~40mです。

東京の地形は西ほど標高が高い
出典:東京都建設局「地質断面図の選択」を元に作成

西の丘陵地から武蔵野台地が都心まで伸びています。地形図を見ると東京の高低差が一目瞭然。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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