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成田山新勝寺の人気の秘密~江戸時代から人気を博した「成田詣で」

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

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成田山新勝寺の人気の秘密~江戸時代から人気を博した「成田詣で」

現在も出色の初詣参拝者数を誇る成田山新勝寺。
寺の歴史は平将門の乱にまでさかのぼります。
成田山新勝寺の人気の秘密を探っていきましょう。

成田山新勝寺の縁起

成田山新勝寺(しんしょうじ)は、真言宗智山(しんごんしゅうちさん)派の大本山のひとつで、開山は940(天慶3)年。その前年、平将門(たいらのまさかど)の乱が勃発して世が混乱するなか、平定の勅命を受けた京都・神護寺の寛朝大僧正(かんちょうだいそうじょう)が、空海が開眼した不動明王像を捧じて成田に赴き21日間にわたって祈願しました。すると、祈祷の最終日に将門が敗北。こうして寛朝大僧正は京都に戻ろうとしますが不動明王像がまったく動かず、成田に留まるよう告げたといいます。

これが成田山新勝寺の始まり。なお、新勝寺の寺号は朱雀天皇によるものとされています。

成田山新勝寺付近

成田山新勝寺付近

成田山がまるごと新勝寺となっており、成田山公園が隣接しています。勾配は少なくお年寄りでも参拝しやすくなっています。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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