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「チバニアン」とは?地質年代に千葉の名前が!?市原の養老川河岸の地質に注目! 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

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「チバニアン」とは?地質年代に千葉の名前が!?市原の養老川河岸の地質に注目!

地質年代に千葉の名前がつく?
日本の地名がつけば、わが国の地質学史上初の快挙です。
ですが、そもそも地質年代とは? そしてチバニアンとは?

チバニアンとは

2017(平成29)年11月14日、「地球史に千葉時代誕生へ」と新聞などのメディアが報じました。千葉時代といっても、縄文・弥生……鎌倉……明治など、環境や政治体制の変化による時代とは別。地質学的な一定期間を千葉時代、ラテン語で「チバニアン」とする可能性が高まったのです。

「チバニアン」という名前がつく可能性がある地質学と地質年代

そもそも、地質学とは地層、岩石、地球の構造や歴史などを調べる学問で、地球が誕生した約46億年前から現在までの地球の歴史を110以上の時代に分類しています。これが地質年代です。

地質年代は、先カンブリア時代、約5.4億年前からの古生代、約2.5億年前からの中生代、そして「恐竜絶滅」で知られる約6600万年前からの新生代という4時代に大別されます。これをさらに「紀」「世」と細かく分類していきます。前出のうち新生代は、古第三紀、約2300万年前からの新第三紀、約258万年前から現在に至る第四紀に分けられます。

さらに第四紀は、約258万年~1.2万年前の更新世とその後の完新世に分けられ、更新世は、ジュラシアンとカラブリアンの前期、名前がない中期と後期に細分化されます。チバニアンは、名前のない1区分の有力候補になっているのです。

「チバニアン」という名前がつく可能性がある地質学と地質年代
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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