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京成千葉駅の復活の歴史~かつての千葉市中心駅が郊外へ移転!~

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日:2021年12月7日

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京成千葉駅の復活の歴史~かつての千葉市中心駅が郊外へ移転!~

JR千葉駅とは逆に、千葉市街地にあった京成千葉駅は街外れへと悲運の移転を遂げました。
しかし京成は、斬新さと質の高さで利用客を取り戻すのです。

旧・京成千葉駅は現在の千葉中央駅のこと

戦災復興都市計画の名のもとに国鉄(現JR)千葉駅は移転しましたが、この区画整理で京成千葉駅も移転しています。JR千葉駅に隣接する京成千葉線、京成千葉駅のことではありません。それまで千葉市の中心街にあった旧・京成千葉駅が、現在の千葉線の終点、千葉中央駅に移転したのです。

京成千葉駅は利便性の高さで盛況に

京成千葉駅は成田延伸に先がけ、1921(大正10)年に船橋~千葉(のちに京成千葉に改称)駅間を開業したのが始まりです。駅は現在、千葉中央公園のある場所で、官庁も近く、千葉銀行本店の横にあり、総武本線千葉駅よりも市街地にあるため、圧倒的に便利でした。

さらに、当時の総武本線はSL列車だったのに対し、京成電鉄は15分間隔で電車を走らせ、断然優位でした。沿線の海岸はまだ埋め立てもなく、幕張、稲毛、千葉海岸など海水浴場も多く、潮干狩りも楽しめ、上野直通の海水浴電車も運転され、多くの利用客で賑わいました。

京成千葉駅の不遇と起死回生

しかし、先の区画整理では京成電鉄の利便性を無視し、街外れの現・千葉中央駅の位置に強制的に移転させられました。1958(昭和33)年2月の出来事です。

不遇そのものでしたが、京成電鉄は寂れた場所の新駅に駅ビルを建て、この不条理な移転に対抗しました。地上4階、地下1階の駅ビルはモダンな曲線を描いたガラス張りで、当時、県内唯一のエスカレーターを備え、映画館、デパート、名店街、レストランなどが入居。「京成千葉駅ビル」と名付けられ、街外れの駅に人々が集まりました。それに続いて「千葉京成ホテル」や「京成千葉駅西口ビル」も建てられ、ボウリング場などが入りさらに賑わったのです。

旧・京成千葉駅(現在の千葉中央駅)と新・京成千葉駅(旧・千葉駅前駅)の今

京成千葉線は1987(昭和62)年4月の国鉄分割民営化の際、それまでの国鉄千葉駅前駅を京成千葉駅へと改称。本来の京成千葉駅は千葉中央駅になりました。

豪華な京成千葉駅ビルは老朽化し1999(平成11)年に閉館しましたが、千葉京成ホテルの建て替えを含め、2002(平成14)年に地上16階建ての複合ビル「ミラマーレ」が開業。ホテル、レストラン、シネマコンプレックスが入り好評を得ています。京成千葉駅西口ビルも2019(令和元)年に建て替え工事に着手、2021年10月に複合ビル「ミーオ」としてリニューアルしました。

逆境を乗り越えた京成電鉄には拍手を送りたいですが、もし、京成千葉駅が移転されず千葉市中心街にあったなら……。京成電鉄が輸送の主力となり、千葉の鉄道地図は大きく塗り変えられていたかもしれません。

京成千葉駅の変遷

京成千葉駅の変遷

旧・京成千葉駅は、1958(昭和33)年の移転前、千葉市街の中心部にありました。
移転後は、国鉄本千葉駅を南側にずらして京成千葉駅が設けられました。
その後、国鉄千葉駅前駅が京成千葉駅に改称され今に至ります。

京成ホテルミラマーレ

住所
千葉県千葉市中央区本千葉町15-1
交通
京成千葉線千葉中央駅からすぐ
料金
シングル=10692円/ツイン=21384~34452円/ダブル=16632~21384円/和室=47520~59400円/ファミリールーム=76032円/スイート=92400~138600円/

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・繰り返される巨大地震の爪痕・南房総に発達する海岸段丘
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・32基もの古墳がつくられた富津の内裏塚古墳群とは?
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・廃藩置県で26県もあった千葉県域をどうやって統一?

・・・などなど、千葉の歴史のポイントがわかる。

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・民鉄最高速160キロでスカイライナーが走れる理由
・成田空港線の高架橋は成田新幹線の遺構だった
・登山鉄道も計画された小湊を目指した小湊鉄道
・かつて千葉市の中心駅は京成千葉駅だった!?

・・・などなど、千葉を走る鉄道網の秘密に迫る。

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