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アキシマクジラの化石を発見!東京都昭島市はかつて海だった!? 写真:123RF

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

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アキシマクジラの化石を発見!東京都昭島市はかつて海だった!?

東京都のほぼ中央、海抜100m、東京湾から約40kmに位置する昭島市で、日本列島が海底にあったことを証明するクジラの化石が発見されました。

アキシマクジラの化石の発見

昭和36(1961)年8月のある日、昭島市の八高線多摩川鉄橋付近の河川敷を散歩していた市内小学校教諭の親子は、見たことのないものに出会います。土の中から出ているそれは、長さ10cm、幅3cmくらいの灰色の固まりでした。シャベルで土を掘り、動物の骨だとわかりますが、掘っても掘っても出てくる骨が、一体何の骨かわかりません。百科事典で調べ、同じ教師仲間にも相談しますが、不明でした。市の教育委員会の職員と現場を確認後、専門家を呼んで発掘を始めることになります。これがアキシマクジラ発見の始まりでした。

親子が発見してから10日後、本格的に発掘が開始されました。考古学の大学教授が現場で確認すると、「クジラの骨ではないか」とのことで国立科学博物館に鑑定を依頼することになります。発掘作業をしていた地元の人はクジラの骨と聞いて驚きますが、その後背骨、肩甲骨の一部、サメの歯や貝類の化石も見つかったのです。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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