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日原鍾乳洞は地下の大宮殿!?関東随一のスケールで幻想的な空間が広がる

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月14日

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日原鍾乳洞は地下の大宮殿!?関東随一のスケールで幻想的な空間が広がる

数億年前の海底で生み出された石灰岩の地層が、長い年月をかけて侵食され、育まれて生まれた神秘の景観。
関東最大級の「日原鍾乳洞」とはどんなところなのでしょうか?

日原鍾乳洞はどこにあるどんな鍾乳洞?

東京都の最北西端に位置する奥多摩町は、水と緑に囲まれた「東京の奥庭」。この地域は秩父多摩甲斐国立公園に含まれ、山岳や渓谷の景観は変化に富んでいます。この景観を作る山々は、恐竜の時代と呼ばれる中生代に深海に沈積した堆積物が、長い時間の造山運動を経て形成されたもの。石灰岩やチャートなどの堆積岩を多く含むことで、滝や渓谷の多い複雑な景観が生まれ、倉沢・小袖(こそで)・養沢(ようざわ)・大岳沢(おおたけさわ)など、多くの場所で鍾乳洞が見られます。

こうした鍾乳洞のなかでも総延長1270m、高低差134mと、関東最大級の規模を誇るのが「日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)」です。その大きさはもちろん、豊富な鍾乳石が生み出す独特の景観から、東京都指定天然記念物にも指定されています。このうち約800mが公開されており、立体迷路のような洞窟に足を踏み入れると、大自然が創り出した神秘的な世界を体験できます。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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