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環濠集落の大塚遺跡とは?~神奈川県の歴史~

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年1月13日

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環濠集落の大塚遺跡とは?~神奈川県の歴史~

現在の鶴見川は、東京都町田市上小山田町を源流として町田市、川崎市、横浜市を経て東京湾へと注ぐ全長が約42.5㎞の一級河川です。この鶴見川流域の川筋に沿った台地上には、弥生時代中期から後期にかけた遺跡が数㎞おきに点在しています。

大塚遺跡の環濠集落と歳勝土遺跡の発見

折本西原(おりもとにしはら)遺跡、綱崎山(つなさきやま)遺跡、権田原(ごんたっぱら)遺跡 (以上は横浜市都筑区)、朝光寺原(ちょうこうじはら)遺跡(横浜市青葉区)と大規模な集落が多く、なかでも特筆に値するのが鶴見川支流・早渕川(はやぶちがわ)の中流域で見つかった大塚遺跡と歳勝土(さいかちど)遺跡(横浜市都筑区)です。

1970(昭和45)年この地域では港北ニュータウン計画の土地区画整理事業にともなう遺跡発掘調査が行われました。その後、約20年で268カ所もの遺跡が調査され、その際に発見されたのが大塚遺跡です。

大塚遺跡では環濠集落(かんごうしゅうらく)が発見されたのですが、完全形で発見されたのは稀少なため、大いに注目を集めることとなりました。

大塚遺跡の環濠集落と歳勝土遺跡の発見

センター北駅ほかニュータウンが開発されたいっぽう、遺跡の一部は「大塚・歳勝土遺跡公園」として整備されました。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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